ラウヴがThe1975をパクる?
楽曲「I Like Me Better」で知られる人気シンガーのラウヴが、16日に新曲「Tattoos Together」をリリース。同時にMVも公開された。
カラフルでポップな世界観がキュートなMVだけれど、これに、The 1975が2018年にリリースした楽曲「Sincerity Is Scary」のMVを真似したのではないかと疑惑が浮上。一部で批判を受けることとなった。
MVの雰囲気やMVに登場するダンスが似ていることに加え、同じ場所で撮影されたと思われるMVを英BBCが比較して報じたほど。
Sincerity Is Scary Tattoos Together
— BBC Radio 1 (@BBCR1) January 16, 2020
@the1975 @lauvsongs
THIS STREET pic.twitter.com/6alKbiaVRn
ラウヴがマシュー本人に連絡をとる
そんななか、ネット上に次々と投稿される“パクリ疑惑”への批判に気づいたラウヴは、自ら同バンドのフロントマンであるマシュー・ヒーリーにメール。その内容がこちら。
「ヘイ。ちょうど今、僕の新曲のビデオを公開したんだけど、「Sincerity Is Scary」のMVに似ているっていうコメントを見たんだ。正直に言うと、僕はそのビデオをこれまで見たことがなくて、でもチェックしてみたら(酷似していたことで)ぞっとして、ネット上でなにか言う前に連絡をとって直接謝りたいと思った。僕は君の正真正銘のファンだし、君のアートをとても尊敬している身として、これが悪気のないミスであるっていうことを信じてほしい。僕が言っていることになにか考えがあるなら、これを正すためになんでもしたいと思ってる」
ラウヴはマシューに対して丁重に謝罪。するとマシューからはこんな返事が。
「てめえの母さんはhoeだな」
マシューは、“売春婦”や“嫌な女”を意味する「hoe」という言葉を使いラウヴに反応。相手を侮辱する時に使われるこのフレーズ。まさかの一触即発かと思いきや、じつは、これはマシューなりのジョーク。
続けてマシューは、「正直そんなことどうでもいいよ。もし誰かが君になにか言ってくるのであれば、この会話をスクリーンショットして投稿したらいいさ」と返信している。
i wanna be one to own up to shit, i’m sorry @Truman_Black @the1975 pic.twitter.com/yV3rW0jxxj
— lauv (@lauvsongs) January 16, 2020
そして、ラウヴはマシューの言葉通りにこのやり取りをツイッターに投稿。本人に直接謝ったラウヴの誠実さとそれを受け入れたマシューの寛大さで、騒動は一件落着した。(フロントロウ編集部)