第62回グラミー賞で主要4部門を含む5部門で受賞したビリー・アイリッシュ。その影では日本人ネイリストの腕が光っていた。(フロントロウ編集部)
日本人ネイリストが奮闘
史上2人目で女性としては初めてグラミー賞の主要4部門を制覇したビリー・アイリッシュ。1日のうちに3度もグッチの衣装に着替え、ビリーのグッチ愛も話題になったけれど、その影ではある日本人が活躍していた。
それは、ネイリストのエミ・クボ。エミ・クボは、グラミー賞当日にビリーの手元を飾ったネイルを担当。ビリーのチームから、「GGマーク」でネイルを作って欲しいとグラミー賞の数週間前に連絡をもらい、その後、ダークグリーンのネイルにしたいということや、ネオングリーンのロゴ入れて欲しいといった依頼が来たそう。
そしてエミ・クボは、OPIのジェルをブレンドして自らカラーを生み出し、今回のネイルをデザイン。ビリーの手元を彩った「GGマーク」のデザインは、すべて手書きだそうで、ビリーの家で家族が朝ごはんを食べるテーブルで4時間かけて完成させたという。
そのお陰もあってか、この細かいデザインのネイルは海外でも話題になり海外ではallureなどで軒並み高評価。ビリーが史上最年少でグラミー賞の主要4部門を獲得した裏では、日本人ネイリストたちの奮闘があったとは、知られざるエピソードだった。(フロントロウ編集部)