大物ぞろいの映画『ワイルド・スピード』
大人気カーアクション映画の『ワイルド・スピード(以下ワイスピ)』シリーズ。2001年に始まった本作は、2020年5月に第9作目となる最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開される。
2020年1月31日に公開された『ジェットブレイク』の予告編は、公開からわずか24時間で再生数が5億回を突破。ご長寿シリーズとしての貫禄を世界に見せつけた。
『ワイスピ』シリーズには、俳優のヴィン・ディーゼルやシャーリーズ・セロン、ミシェル・ロドリゲスをはじめ、今回は出演しないけれども、故ポール・ウォーカー、ジェイソン・ステイサム、ドウェイン・ジョンソンなどの大物キャストが勢ぞろい。
『ジェットブレイク』公開にあたって米『MTV International』に出演した『ワイスピ』ファミリーは、「シリーズに登場させたい俳優は?」と問われ、正直に回答した。
『ワイスピ』メンバーが希望する新メンバーは?
『ワイスピ』に出演してほしい俳優について答えたのは、ドムことドミニク役のヴィン、レティ役のミシェル、ミア役のジョーダナ・ブリュースター、テズ役のクリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ラムジー役のナタリー・エマニュエル。
ヴィンは「いい質問だ」と言い、「うーん、ジュディ・デンチ様。彼女は最高だと思う」と、スパイアクション映画『007』シリーズでM役として活躍したイギリスの大女優を挙げた。
それに続いてクリスとナタリーは映画『グローリー』などに出演しているオスカー俳優のデンゼル・ワシントンを選び、デンゼルが参戦すれば「かなり楽しい」だろうと回答。
アクション映画『ボーン』シリーズのマット・デイモンを提案したミシェルは、「でも、マットは参加してくれるかなあ。私たちってかなりバカやってるけど…彼は真面目でしょ」と言うと、ジョーダナが「ほんとにシリアスな男性。私は彼が大好き。女性からも選べる人はたくさんいるでしょ?」と聞き返し、「マリオン・コティヤールは?ほんとにクールじゃない?」と、アクション映画『TAXi』シリーズのマリオンを挙げた。
するとミシェルは「彼女もすっごいシリアスな人」というと、ジョーダナは「(『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演した)ヘレン・ミレンだってそうじゃない!彼女がシリーズに参加するなんて、誰も考えてなかった」と反論した。
ミシェルは「うん、でもヘレンには凄みがあるでしょ?ほら、カリギュラ(※)みたいな。やっぱり『ワイスピ』に参加するには尖ってて遊び心がある人じゃないと。意味わかる?私たちはバカなことやってるってわかってるけど、真面目な人にとっては結構大変だと思うよ」とコメントした。
※『カリギュラ』はローマ帝国の皇帝。残虐で性倒錯のある暴君として知られる。ヘレンは1980年に公開された映画『カリギュラ』に出演し、淫乱な巫女のカエソニアを演じた。
シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2020年5月29日に日本公開。(フロントロウ編集部)