グラミー賞5冠を祝して
「バッド・ガイ」が世界的なロングヒットを記録しているシンガーのビリー・アイリッシュは、1月末に開催された第62回グラミー賞で、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀新人賞、最優秀楽曲賞の主要4部門を全て制覇し、さらに最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞して計5部門を制覇。
この快挙は、女性アーティストとしては初めての偉業かつ、現在18歳のビリーによる主要4部門獲得は、史上最年少記録となった。
じつは、最も名誉ある賞の1つである、年間最優秀アルバム賞は、自分にはふさわしくないと思っていたというビリー。
受賞者発表の直前に映し出された映像では「どうか、私じゃありませんように…」とつぶやく様子が目撃され、さらに、受賞スピーチでは「この賞はアリアナ・グランデが受賞するべきだったと思う」とコメントするなど、謙虚な態度を見せていたが、やはり、自分と兄フィニアス・オコネルのそれまでの努力や作品が、グラミー賞5冠という形で音楽業界や世間に認められたのは嬉しかったよう。
その証拠に、ビリーがセレブ御用達高級ジュエラーのBoodaddy Diamonds(ブーダディー・ダイアモンズ)に依頼して、この快挙を記念した豪華なネックレスを制作してもらっていたことが米TMZの報道で明らかになった。
300万円超えのカスタムジュエリー
ビリーが自分へのご褒美としてゲットしたのは、「5冠」を意味する「5X(ファイブ・タイムズ)」という文字を象った、ブラックダイヤモンドがびっしりと配されたネックレス。
デザインの詳細はスライドの2枚目以降をチェック。
シンプルながら、しっかりと“グラミー賞5冠達成者”という自分の新たなアイデンティティーを主張するユニークなデザインのこのネックレスは、ベースには14金を使用。あえて、一般的なホワイトダイヤモンドを使用するのではなく、ダークな輝きを放つブラックダイヤモンドをチョイスしたところにも、ビリーらしさを感じる。
ビリーが推定価格は3万ドル(約316万円)と言われるこのネックレスを着用して公の場に登場したことはまだないが、すでにお気に入りの様子で、現在開催中の世界ツアー「ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?ワールドツアー」の合間に同行しているフォトグラファーのマッティー・ヴォ―ゲルが撮影した、私服とみられるショット(Boodaddy Diamondsが公開した上の投稿の1枚目の写真と同じ)では、ビリーの首元にこのネックレスしっかりと装着されていた。
もしもビリーが、来年以降のグラミー賞でさらに多くの賞を獲得した場合、この「5X」というネックレスの数字部分も進化していくのだろうか。(フロントロウ編集部)