ながらトレーニングを叶える「トレーニングチューブ」
毎日の生活の中で、運動時間を確保するのは意外と難しいもの。そんな時オススメなのが、ヴィクシーモデルも愛用する「トレーニングチューブ」。このツールを使った運動なら、TVや映画を見ながら簡単に取り入れられて、背中や肩など普段アプローチしづらいパーツに効くメニューも豊富。
トレーニングチューブとは、チューブ状になった細長いゴムのこと。ゴムの伸び縮みする特性を活かして筋肉に負荷をかけることで、シンプルな動作でも効果的なトレーニングができるツール。
トレーニングチューブは2,000円未満から購入が可能で、単品から強度が異なるタイプがセットになったものなど種類が豊富。先端が切りっぱなしになってるものや、ハンドグリップがついてものもあり、しっかりと握れるハンドグリップタイプは初心者でも使いやすいので人気のアイテム。
そんなトレーニングチューブを使って簡単にできる「ながらエクササイズ」に最適なメニューを3つご紹介。
シーテッドロウ
このメニューは普段の動作ではアプローチするのが難しい背中の筋肉に効くトレーニング。
ステップ1:床に座り、揃えた両脚をまっすぐ前に伸ばす。背中が丸まらないよう胸を張った状態で、足の裏にトレーニングチューブをひっかけ、両手でチューブを持つ。足首は90度に曲げて、つま先は天井の方に向ける。
ステップ2:背中を丸めないように意識しながら、チューブを持った両手を胸のあたりまで引き寄せ、また元の位置に戻す。姿勢をなるべく崩さないようにするだけでなく、脇をしめて、背中に効いているのを意識して行なうのもポイント。1セット15回とし3セット行なう。
アーノルドプレス
アーノルド・シュワルツェネッガーのお気に入りと言われているこのエクササイズは、肩のパーツを引き締めるのに効果的。
ステップ1:右ヒザを床につけ、左ヒザは立て、トレーニングチューブは床につけた右ヒザの下に挟んでしっかり固定。チューブの先端をそれぞれの手で持ち、手の甲を正面に向けてヒジを曲げ、ヒジ同士を軽く寄せた状態からスタート。
ステップ2:曲げたヒジを両サイドに開きながら、トレーニングチューブを持った手を頭上に持ち上げる。伸ばしたときには手の甲は後ろに向いているのが正解。猫背になってしまわないように、背筋はしっかりと伸ばした状態をキープする。1セット12回を4セット行なう。
ヒザが滑ってケガをしないように、ヨガマットやカーペットなどを敷いて行なうのがオススメ。
サイドレイズ
このメニューは肩から腕にかけての筋肉に効くトレーニング。
ステップ1:両足を肩幅ほどに開いて立ち、トレーニングチューブの中心を足で踏んで固定。チューブの先端を左右それぞれの手で持つ。
ステップ2:右腕を地面と水平になるまで上げ、そのままゆっくりと下げる。左側も同様に行ない、交互に繰り返す。1セット20回を4セット行なう。
このトレーニングは、普段使わない筋肉を使うため、見た目以上にキツイメニュー。最初は無理をせずセット数を減らしてもOK。
ちなみに、トレーニングチューブを使ったエクササイズは、長いタイプのトレーニングバンドでも代用できることも多い。自宅での「ながらトレーニング」のお供に最適なエクササイズをぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)