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3月21日は国連が制定した「世界ダウン症の日」。というわけで、今回はダウン症でありながら様々な分野で活躍する5人をご紹介!(フロントロウ編集部)

世界ダウン症の日とは?

 ダウン症は21番染色体が3本あることで起こることから、3月21日が世界ダウン症の日に定められた。毎年、ダウン症のある人たちが自分らしく、安心して暮らしていけるよう、世界中で様々な啓発イベントが行われる。ちなみに、2020年のスローガンは「私たちが決める(We Dicide)」

ザック・ゴッツァーゲン(俳優)

 「映画スターになりたい」という夢を持つ俳優のザック・ゴッツァーゲンは、俳優のシャイア・ラブーフと共演した映画『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』で長編映画デビュー。本作でザックは自身の境遇と重なるダウン症の青年を演じている。また、今年2月9日に開催された、映画界で最も権威ある賞と言われるアカデミー賞の授賞式で、ダウン症の俳優として初めてプレゼンターを務めた。

画像: ザック・ゴッツァーゲン(俳優)

マデリン・スチュアート(モデル)

 オーストラリア出身のマデリン・スチュアートは、2015年にダウン症のモデルとして史上2人目にニューヨーク・ファッションウィークのランウェイを歩いた。それ以来、多くのファッションブランドのコレクションに登場している。また、最近になって自身のファッションブランド「21 Reasons Why(トゥエンティワン・リーズンズ・ホワイ)」も立ち上げた。

画像: マデリン・スチュアート(モデル)

ジェイミー・ブルーワー(俳優)

 俳優のジェイミー・ブルーワーは、人気ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズにシーズンをまたいで出演する、常連キャスト。俳優のほかにモデルとしても活動しており、前述のマデリンが「ダウン症のモデルとしてニューヨーク・ファッションウィークのランウェイを歩いた史上2人目のモデル」とお伝えしたが、じつは世界で初めて歩いたのはジェイミー。

画像: ジェイミー・ブルーワー(俳優)

スージー・デサイ(音楽家)

 音楽家のスージー・デサイは、ダウン症の音楽家として世界で初めて米ニューヨークにある音楽の殿堂カーネギー・ホールの舞台に立ったことで知られる。7つの楽器(トランペット、バスクラリネット、アルトサックス、バイオリン、ピアノ、トランペット、ドラム)を演奏する。

画像: スージー・デサイ(音楽家)

イザベラ・スプリングムール(デザイナー)

 ファッションデザイナーとして活躍するグアテマラ出身のイザベラ・スプリングムールは、2016年に弱冠19歳でロンドン・ファッションウィークでデザイナーとしてデビューした。ダウン症のデザイナーがファッションウィークでコレクションを発表するのはイザベラが初。

画像: イザベラ・スプリングムール(デザイナー)

(フロントロウ編集部)

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