俳優のジョニー・デップの元妻で同じく俳優のアンバー・ハードが、4年前の離婚裁判の際、弁護士の前でジョニーに対する暴行疑惑について語る様子を収めた映像が新たに公開された。(フロントロウ編集部)

離婚成立後も元夫婦の争いは続いている

 2016年に俳優のジョニー・デップとの離婚が成立したアンバー・ハードが、4年前の離婚裁判の際に弁護士の前でジョニーに対する暴行疑惑について語る様子を収めた映像を、英Daily Mailが独占で公開した。

画像: Photo:©︎Daily Mail

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 2016年8月に撮影されたこの映像のなかで、アンバーは弁護士同伴のもと、自身とジョニーが口論する音声テープを聞きながら、ジョニー側の弁護士の質問に答えている。この音声テープには、アンバーがドアを強く閉めたせいで、「ドアの角が頭に当たって負傷した」と主張するジョニーに対し、アンバーが「そんなことをするつもりじゃなかった」と自身の非を認める発言も含まれており、アンバーがジョニーに暴力を振るったのか否かが大きな争点に。

 映像では、この音声テープを聞いたあとに、ジョニー側の弁護士から真偽を問われたアンバーが、あくまでジョニーから攻撃されて逃げている最中に起きた出来事で、不可抗力であったとしながらも、「(ジョニーが)ドアにぶつかってしまったことについては、申し訳ないと思っている」と謝罪の言葉を口にする場面も映されている。

画像: 離婚成立後も元夫婦の争いは続いている

 ご存じの方も多いと思うが、2016年の離婚裁判の時からアンバーはジョニーによるDV(家庭内暴力)を主張しており、対するジョニーもアンバーからのDVを主張。ただし、お互いに自分が暴力を振るったことは否定しており、ジョニーがアンバーを名誉毀損で訴える事態にまで発展している。故意ではなかったにせよ、アンバーがジョニーに怪我を負わせていたとなれば、アンバーによるDVを主張するジョニー側にとっては今後の裁判で有利に働く。

 ちなみに、ジョニーがアンバーを名誉毀損で訴えた裁判でをめぐっては、ジョニーの元パートナーのヴァネッサ・パラディや元婚約者のウィノナ・ライダー、元共演者のペネロペ・クルスらが、口をそろえて“ジョニーは暴力的な人間ではない”と証言する内容の陳述書を提出するなど、ジョニーに追い風が吹いている。(フロントロウ編集部)

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