フィフス・ハーモニーのヒット曲が再ブレイク
人気オーディション番組『Xファクター』のアメリカ版の出場者で結成されたガールズグループ、フィフス・ハーモニーは、アリー・ブルック、ノーマニ・コーディ・ローレン・ハウレギ、ダイナ・ジェーン、そして2016年末に脱退したカミラ・カベロの5人組。
2018年3月をもって、無期限の活動休止を発表し、現在はメンバーそれぞれがソロシンガーとして活躍している同グループの楽曲のなかでも、最も成功を収めたシングルとして知られるラッパーのタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla Sign)とのコラボ曲「ワーク・フロム・ホーム(Work from Home)」が新型コロナウイルスの影響で再ブレイクを果たしている。
タイトルを見てすぐに察しがついたという人も多いと思うが、「ワーク・フロム・ホーム=家で仕事をする=在宅勤務」という意味を持つタイトルの同楽曲は、ウイルスの感染拡大防止のために自宅などでのリモートワークを余儀なくされた人々の間で人気が再燃。
リリースからほぼ丸4年の時を経て、3月12日に米iTunesのシングルチャートに再浮上した「ワーク・フロム・ホーム」は、3月26日には音楽ストリーミングサービスのSpotify(スポティファイ)での再生回数がなんと10億回を突破。これは、女性グループとしては史上初の快挙となった。
.@FifthHarmony’s "Work From Home" featuring @tydollasign has surpassed 1 BILLION streams on Spotify.
— Pop Crave (@PopCrave) March 26, 2020
It is first song by a girl group to achieve this milestone. pic.twitter.com/I6E98aAMw6
リズミカルかつ、適度な繰り返しが心地良い「ワーク・フロム・ホーム」は確かに、在宅での仕事中に聴いても邪魔になることがなく、むしろ作業がはかどりそう。最初はネタ的に聴いていた人も多いのかもしれないが、再生回数10億回という数字は、リピートなしでは成し得ない回数。
ちなみに、メンバーのアリーも「ワーク・フロム・ホーム」をBGMにした自宅勤務ネタ動画を投稿してフィフス・ハーモニー時代からのファンたちを歓喜させた。
(フロントロウ編集部)