1 車のバッテリーで充電
舌と乳首に車のバッテリーを挟んで充電できてしまうジェイソン・ステイサムが見られる本作は、映画『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』。1時間に1回充電しないと止まってしまう人工心臓を移植されてしまったせいで、電源を求めて奔走!実際にその方法で充電ができるのかどうかはさておき、一般的な乗用車は映画のようにバリバリと激しく感電できるほど電圧は強くないそう。水に濡れていれば、少しは威力が強まるけれど、真似しないのが賢明。
2 優しく赤ちゃんの世話をしながら敵を倒す
ジェイソンは、赤ちゃんに全力でお世話する片手間で、敵を排除することができる。映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』では、赤ちゃんを保護することになったジェイソンが、ベビーシートを片手に敵をどんどん仕留める。戦いの間にもジェイソンは赤ちゃんをあやしてあげたり、「見ないでね」と語りかけながらディズニーキャラクター、チップとデールの曲をヘッドフォンで聴かせたりしてあげている。まさに「最強のベビーシッター」といえる子守り術。
3 椅子に縛られたまま戦う
一般的に、椅子に縛られた主人公は抜け出す方法を考える。どこかにカッターを隠していたり、椅子の縁に縄をこすりつけて破れるまで辛抱したり。けれども、ジェイソンは椅子に縛られていても問題ない。映画『キラー・エリート』では、椅子に縛られたまま飛び上がって、10人以上を撃退。さらに、そのまま窓ガラスを突き破って3階から脱出。ちなみに、ビルの三階から落下する時の速度は時速約50Km。
4 巨大なサメと素手で戦う
巨大なサメ、と言ってもそれは現存するサメの比ではない。あの有名な人喰いザメ「ジョーズ」より全長3倍、体重27倍という恐ろしい大きさの古代生物「メガロドン」を相手に、ジェイソンは素手で真っ向勝負。爆発物や、他の人の手を借りずにメガロドンを倒してしまう。ちなみに、海水浴中にサメに運悪く遭遇してしまうことをシャークアタックと言う。基本的には慌てず静かにその場を去るのが1番だけれど、もしも戦わなければならなくなってしまったら、神経が集中している鼻の辺りを狙うといいらしい。
5 ヘリから落下中に留守電
ジェイソンは、約4キロ上空のヘリからパラシュートなしで落下中であっても、恋人に留守電を残すことができる。この感動のシーンを描いた映画『アドレナリン』は、アドレナリンを出し続けないと死んでしまう毒薬を注入された殺し屋としての活躍を描く。ちなみに、高度3,000〜4,000メートルのヘリから落下した時、地上までの滞空時間は約30秒もない。もし実際このシーンで敵と揉み合いになって落下したとき、ちょうど敵を倒した中で地面と衝突するはずなので、恋人に留守電を入れることはできないはず。しかし、映画の中のジェイソンはそんな物理学上の不可能も悠々とクリアする。
番外編 高速スピードで車を正面衝突させても無傷
映画『ワイルド・スピードSKY MISSION』で、ジェイソン演じるデッカード・ショウとヴィン・ディーゼル演じるドムが、睨み合いながら車を正面衝突させるシーンがある。通常、車と車が正面衝突したら、ひとたまりもない。それなのに、ジェイソンとヴィンは、高速で車をぶつけた後、無傷で車を降りる。さすがこの2人!
ジェイソンのアクションは、掟破り、型破りなものばかり。今回紹介したシーン以外にも、驚きのアクションがたくさんあるので、ぜひその目で確かめてみては。(フロントロウ編集部)