ディズニー映画『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』の音楽を担当したグラミー賞シンガーのランディ・ニューマンが、新型コロナウイルス対策を「音楽」に。さすがのクオリティすぎて、何度も聞いてしまう。(フロントロウ編集部)

ランディ・ニューマンが“新曲”を発表

 「君はともだち(You’ve Got a Friend in Me)」や「アンディの誕生日(Andy’s Birthday)」など、多くの耳に残る楽曲でもファンを楽しませたディズニー映画『トイ・ストーリー』で音楽を担当し、アカデミーオリジナル主題歌賞と作曲賞にノミネートされたランディ・ニューマンが、新型コロナウイルスで混乱と不安が広がる世界に向けてメッセージを求められた際の「回答」がさすがだと話題になっている。

画像: ランディ・ニューマンが“新曲”を発表

 米テレビ局KPCCの番組『AirTalk(原題)』に、外出自粛についてコメントを求められたランディは、「人から6フィート(約2メートル)離れなさい。頻繁に、しっかりと手を洗いなさい。顔を触るのを止めなさい」と、対策として基礎的であり、重要な3つのことをあげた。しかしそのすぐあとに、「代わりに曲を書いたから、君たちのために演奏してあげよう」と話し、おもむろにピアノを弾き始めた。

「僕から離れて/手を洗って/顔に触らないで/なんでそれがしたいんだ/手を洗って/顔に触らないで/見えてるぞ」

 新型コロナウイルスによって、世界中に暗い雰囲気が漂うなか、ウイルス対策についてポップな曲調で明るい楽曲に仕上げたランディの手腕は、さすがとしか言いようがない。さらにこの曲には、彼の30年来の妻へのメッセージも。

「1日24時間 僕は君と一緒に/多くの人は我慢できないだろうね/でも君ならできるだろう/1日24時間 君は僕と一緒に/僕はなんてラッキーな男なんだろうね」

「30年一緒にやってきた/僕たちはまだまだ一緒に楽しんでる/僕たちは2人だったけど/今は1つだ」

 ファンだけでなく、多くの人を明るい気持ちにさせる曲を作ったランディは最後に、ファンの健康を願って動画を終えた。ちなみに、ランディは『トイ・ストーリー』ではアカデミー賞受賞には至らなかったものの、2001年の映画『モンスターズ・インク』の「君がいないと(If I Didn'tHave You)」でアカデミー歌曲賞を受賞した。またこれまで、エミー賞を3回、グラミー賞を7回受賞している。

音楽が人と人を繋ぐ

 自宅にいる時間が増えたことによって、多くの人々が音楽を楽しんでおり、ミュージカル『オペラ座の怪人』の作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー男爵は、自宅から彼の有名楽曲をピアノで弾き、ファンがそれに歌をつけるというコミュニケーションが生まれている。また、プロのオーケストラが自宅から各楽器を演奏し、音楽が完成したことも。

 一般家庭でも音楽を楽しむ人は多く、イギリスに住むある一家は、『レ・ミゼラブル』の「ワン・デイ・モア(One Day More)」を替え歌にしてフェイスブックに公開。外出自粛のストレスを歌った替え歌は大反響を呼び、2012年の映画『レ・ミゼラブル』に出演したアン・ハサウェイも「ブラボー!」とコメントするほどだった。(フロントロウ編集部)

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