大ヒット学園コメディ映画『ミーン・ガールズ』
映画『ミーン・ガールズ』は、2004年に公開された学園コメディ。リンジー・ローハンが主演を務め世界的な大ヒットを収めた。
本作は、動物学者の両親とともにアフリカで自宅学習していた主人公ケイディが16歳になってアメリカに帰国し、初めて学校に通うことになったものの、ひょんなことから女王様グループの一員になってしまうことから始まる青春ストーリー。
ティナ・フェイが脚本を担当し、リンジーの他にも、レイチェル・マクアダムスやアマンダ・セイフライド、レイシー・シャベールなど豪華キャストが出演した。
『ミーン・ガールズ』で描かれるファッションやキラキラした暮らしぶりなどは、見る人を元気にさせ、モチベーションを高めてくれるとして、現在でもカルト的人気を誇る。
そんな本作の主人公ケイディを演じたリンジーが、『ミーン・ガールズ』続編への意欲を明らかにした。
「同じキャストで戻って来たい」とリンジー・ローハン
デヴィッド・スペードのインタビュー番組にオンラインで出演したリンジーは、「(続編の)アイディアについては長いこと考えていた」と発言。そして「ティナ(・フェイ)と(監督の)マーク・ウォーターズのもと、同じキャストで『ミーン・ガールズ2』的な作品で戻ってきたいと思っていたの」と、続編へのヴィジョンを以前から強く持っていたことを語った。
「私としてはそういう形でやりたかったし、すごく前向きに考えていた。だからあとは向こう次第だよね」と続けたリンジーの願いは、制作チームに届くのだろうか。
ミュージカル化もされ、批評家や観客から高評価を得ている元祖『ミーン・ガールズ』の続編について、ファンは賛否両論。もし映画版と同じキャストで制作されることになれば、主人公たちは30代。カルト的人気を誇る映画のカムバックを喜ぶファンがいる一方、30年後を描く内容では学校カーストを描いた学園映画であるオリジナルの魅力が失われてしまうのではと心配するファンもいる。(フロントロウ編集部)