エル・ファニングが新作映画での姉ダコタとの「事実上の初共演」に言及。ダコタとの深い絆についても語った。(フロントロウ編集部)

姉妹役を演じるエルとダコタ

 姉妹で俳優として活躍する姉のダコタ・ファニングと妹エル・ファニングはクリスティン・ハナの世界的ベストセラー小説『ナイチンゲール』を映画化した新作映画『The Nightingale(ザ・ナイチンゲール)』で姉妹役を演じることが決定している。

画像1: 姉妹役を演じるエルとダコタ

 2001年の映画『アイ・アム・サム』での同一人物としての出演や、2005年にジブリ映画『となりのトトロ』の英語吹き替え版で声優としての共演歴はあったダコタとエルだけれど、映画での“共演”は今回が初めて。

 今回、エルは米ETによる動画インタビューに応じて、『ザ・ナイチンゲール』でのダコタとの共演について言及。エルは『アイ・アム・サム』を撮影した当時についてはまだ「幼かった」と、3歳だった当時に出演した同作は共演したうちには入らないとした上で、今回が事実上の初共演になると語った。

画像2: 姉妹役を演じるエルとダコタ

ダコタとの関係性について

 エルはダコタとの関係性について「姉というのは誰よりも自分のことを知っている存在。なんでも嗅ぎつけてくるような存在で、誰よりも背中を押してくれる人なの。そういう力って特別で他にはないものだし、誰よりも家族らしい人って言える。一番近い存在かな、姉は私にとっての一番近しい人」と語り、自分のことを何でも知っている、自分にとって一番近い存在と説明。

 「この小説ではそういう部分が探究されているの。原作では少しすれ違いも描かれているけど、私たちには今もそういう土台がある」と、今もダコタとの間に強い絆があると語ったエルは、「そんなに一生懸命にならなくても、自然に生まれるはず」と、姉妹として自然に演技をすることができるはずと自信をのぞかせた。

エルが母の日に際して自身のインスタグラムに投稿した、幼少期に母親とダコタと3人で撮った写真。

 とはいえ、エルによれば、新型コロナウイルスの感染拡大のために、映画の制作には取り掛かれていないそう。

 「まだ撮影は始められていなくて、そこが問題なんだけどね。撮影を始めようとした矢先に、今のような状況になってしまって、休止した状態になってしまったの。そういうわけで、私も他の人たちと同じくらいのことしか分からないの」とエル。今年の公開が予定されていた本作だけれど、先日、2021年12月22日に全米での公開が延期されることが発表されている。(フロントロウ編集部)

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