待望のマーベル映画『ブラック・ウィドウ』
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作映画『ブラック・ウィドウ』は、スカーレット・ヨハンソン演じるマーベルヒーロー、ブラック・ウィドウ初の単独映画。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で彼女が下した最期の決断の真相が明かされるとして、多くのファンの期待を背負った一作でもある。
本作は、2020年5月に日米同時公開予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で公開が延期に。その後新たな公開日が2020年11月16日に設定された。
本作に出演しているフローレンス・ピューは、若手俳優の中で最も注目を集める存在の1人で、映画『ファイティング・ファミリー』や『ミッドサマー』などの人気作品に次々出演し、映画『ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語』では、2020年のアカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた新進気鋭の俳優。
フローレンスは本作にて、ブラック・ウィドウと同等の戦闘能力を持つ妹分で、コミックで「2代目ブラック・ウィドウ」となるキーパーソンのエレーナを演じる。
フローレンスは若手ながらも、歯に衣着せぬ物言いに定評があり、MUCでヒーローを演じるにあたって、スタジオ側から求められた「無理なダイエット」や「アスリート並みのトレーニング」を拒否したことでも好感度が高まっている。
そんな彼女も『ブラック・ウィドウ』に参加するにあたり、緊張することが多かったという。
フローレンス・ピュー「あまりに大きくてひるんでしまう」
「私は映画初登場のキャラクターを演じているけれど、ファンは彼女(エレーナ)について(コミックで)読んだことがあるでしょ。嫌われちゃうかもしれない」と、MCUという大きなフランチャイズに参加することは大きなプレッシャーだったことを米Elleで明かしたフローレンス。
そんな彼女が、サンディエゴ・コミコンで自身の登場するシーンが初解禁されたときにファンの反応で最も心配だったことの一つが、なんと、ロシア語のアクセント!
「ロシア語のアクセントがお披露目されることになったけれど、どんな風に聞こえるかわからなかったから怖かった」
決して弱気なタイプではないフローレンスだけれど、そこは映画史上最大のヒットを遂げている巨大フランチャイズであるMCU。アクセントから役の演じ方まであらゆる点で、ファンの期待の大きさに応えるためにこだわっていたよう。米Elleでは、「マーベルのことを考えると、あまりに大きくてひるんでしまう」と、思わずそのナーバスな気持ちを素直に告白した。
そんなフローレンスが参加した映画『ブラック・ウィドウ』は2020年11月16日に日本公開。(フロントロウ編集部)