レディー・ガガ&アリアナ・グランデのコラボ曲は近未来がテーマ?
米現地時間の5月22日に解禁される、ファン待望のレディー・ガガ&アリアナ・グランデのコラボ曲「レイン・オン・ミー(Rain On Me)」。
ガガが新型コロナウイルスの世界的感染拡大を考慮し、リリースを当初予定されていた4月10日から5月29日に後ろ倒しにした最新アルバム『クロマティカ(Chromatica)』に収録される同曲は、ガガとアリアナがそれぞれSNSを通じて公開しているいくつかのキービジュアルからみても、近未来的でSiFiチックな世界観となっていることが予想できる。
アマゾン「アレクサ」に天気予報を聞いてみると?
そんな、「レイン・オン・ミー」にちなんで取り入れられた斬新で近未来風なプロモーション方法がファンたちの間で話題に。
その方法とは、アマゾン(Amazon)が販売するスマートスピーカー、アマゾン・エコーに内蔵されている音声アシスタントの「アレクサ」に、ガガがアルバム『クロマティカ』を通して表現するストーリーの拠点となっているものとみられる“クロマティカ”という架空の場所の天気をたずねると、予報を教えてくれるというもの。
アレクサに「クロマティカの天気を教えて」と問いかけると、楽曲のタイトルとリリース日になぞらえて、「クロマティカの金曜日の天気は雨となる見込みです」という答えが返ってくる。
Omg. You can ask Alexa what the weather is on #Chromatica. #RainOnMe pic.twitter.com/KqFC3hpRwh
— Connor Behrens(@ConnorBehrens) May 19, 2020
— SonomaCatdad (@sonomacatdad) May 19, 2020
ガガは、ファンがツイッターに投稿した、アレクサに“クロマティカ”の天気をたずねる動画をリツイートして、「私はもう傘を用意してあるよ」と粋なコメントをして、アリアナとの新曲への期待を煽っていた。
過去には、突然笑いだしたり、なにかを聞かれたわけでもないのに「目を閉じるたびに私に見えるのは、人々が死んでいく姿だけです」と背筋が凍るようなひと言をぽつりとつぶやいたりと、なかなか不気味な誤作動が報告されいるアレクサ。
これを逆手にとったプロモーションを行なったのは、ガガとアリアナが初ではなく、最近では、シンガーのケイティ・ペリーが、新曲「デイジーズ(Daisies)」の発売日をアレクサにわざとリークさせるという手法で宣伝を行ない、注目を集めた。
ちなみにガガは『クロマティカ』からの第1弾シングルとしてリリースした「ストゥーピッド・ラブ」のMV撮影にiPhoneを使用したり、アルバムの発売を記念した公式グッズにTバック下着を含めるといった独創的な方法も取り入れている。(フロントロウ編集部)