セレーナ・ゴメス、「布マスク」をして外出
シンガー兼俳優のセレーナ・ゴメスが、ロサンゼルス郊外にある自宅の近所を友人と一緒に散歩する様子がパパラッチのカメラに収められた。
ゆったりとしたグレーのロングスリーブTシャツにタイダイ染めのスウェットパンツというカジュアルな装いで姿を現したセレーナは、自身もしくは誰かが手作りしたとみられる布製のマスクを着用して、後のウォーキングを楽しんだ。
ファッショニスタとして注目を浴びるセレーナだけに、一体どんな柄のマスクをチョイスしたのか気になるところ。遠目からはわかりにくいが、セレーナが着用していた布マスクにズームインしてみると…。
なんと、たくさんの「野球ボール」がプリントされていた。
新型コロナウイルス禍では、欧米でも医療用マスクが手に入りにくく、さまざまなアパレルブランドが、急遽、布製のマスクを生産して一般向けに販売しているほか、自宅にあった生地を使って布マスクを作る人も多い。
その場合、みんな可能な範囲でお気に入りの柄を選ぶものだが、セレーナがチョイスしたのは、意外にも「野球ボール」柄のマスクだった。
マスク着用は市民の義務に 医療用マスクは使わず
彼女が暮らすロサンゼルス市では、少しずつ外出規制が緩和され始めているが、外出時、通りなどで他人と出くわす可能性がある場合には、必ずマスクを着用することが義務付けられている。
セレーナのように、運動不足解消やリフレッシュのために少し近所を散歩やウォーキングをしたりする場合はもちろん、自転車に乗る場合、ジョギングやハイキングをする場合、キックスクーターやスケートボードに乗る場合にもマスクの着用が必須となる。
4月初め頃、自身が2017年に持病の全身性エリテマトーデスの合併症により腎臓移植を受けた際にお世話になった病院であるロサンゼルスにあるシダーズ・サイナイ医療センターにマスクと人工呼吸器を寄付セレーナ。
さまざまなコネクションがあるセレブなら、自身でも医療グレードのマスクを入手することも可能なはずで、実際には多くのセレブが、一般人は手に入れにくい医療用マスクを使用している姿もよく見かけられる。
しかし、セレーナの場合は、医療用マスクは、医療従事者や自分よりももっとそれを必要としている人に回すべきだと考えているのか、自分では医療用のマスクは使わず、布製の手作りマスクで対策をしているようだ。(フロントロウ編集部)