レディー・ガガが楽曲を通じて「元婚約者」をディスる?
シンガーのレディー・ガガは、キャリア通算6枚目となる待望のニューアルバム『クロマティカ』を5月29日にリリース。
今となっては“逆に新しい”90年代ポップを意識したダンサブルで爽快感あふれるチューンが凝縮された同アルバムは、一度は新型コロナウイルス禍という異常事態に考慮して発売が延期されたものの、外出自粛生活が続く人々の心を軽やかにリフトアップしてくれると大評判となっており、リリースから間もなく米iTunesのアルバムチャート第1位にのぼりつめた。
そんな『クロマティカ』の6曲目に収録された「ファン・トゥナイト」に、ガガが以前交際していた芸能事務所勤務のクリスチャン・カリーノへのディスが込められているのではないかと、楽曲を聴いたファンたちがこぞってウワサしている。
ファンに不評のクリスチャン、2人の破局原因は?
ガガと彼女よりも18歳年上のクリスチャンは2017年2月に、NFL頂上決定戦スーパーボウルの会場でハグをしたり、クリスチャンがガガの頬にキスをしたりと、人目をはばからずイチャイチャする姿が目撃されて熱愛が公に。その後、順調な交際を続け、2018年の10月には婚約したことが明らかになったが、翌年の2月に破局・婚約解消した。
ガガとクリスチャンの破局の原因について、当初関係者は「とくにドラマチックなことが起きたわけではありません。ただ、関係がうまくいかなくなっただけのことです。恋愛には、終わりが来ることもありますから」と米Peopleにコメント。何か大きな事件が起きたというわけではなく、ただ自然な成り行きで2人の関係が終わりを迎えてしまっただけだと話していた。
しかし、その後、別の関係者が米Us Weeklyに、「クリスチャンはガガにジェラシーを感じていました。いつも彼女の居場所を知ろうとしていましたし、メールも送りまくっていました。ガガの友人たちは彼のことが好きではありませんでした」と、じつは、ガガが自分のキャリアに嫉妬したり、束縛しようとしたりするクリスチャンの性格に耐えられなくなったと証言。
2人の破局の原因は、結局のところ、クリスチャンがガガのエンターテイナーとしての創作活動の妨げになったことが大きいと言われており、ガガのファンたちの多くは、クリスチャンにガガとのツーショットなどをインスタグラムから削除するよう要請するなど、彼のことを煙たがっている。
クリスチャンへの不快感を匂わせる「歌詞」
ガガの楽曲「ファン・トゥナイト」に登場する、ガガが、クリスチャンとの不快な思い出を振り返っているのではないかといわれる歌詞の一節はこんな内容。
「あなたはパパラッチが大好き、有名になることも大好き/それが私に痛みを与えるものだと知っていても/地獄の牢獄にいるような気分」
さらにこの後には、「私が叫べば、あなたは去っていく/私が悲しいとき、あなたはそれを弄びたがる/もうウンザリだよ、一緒にいる意味は?」と自分が辛い思いをしているときでも、救いの手を差し伸べてくれない恋人との別れを決意するような一節も登場する。
「あなたはパパラッチが大好き」という歌詞がクリスチャンのことを指すのではないかと言われる理由は、2人の交際中、いたる所でパパラッチ写真が激写されていたから。
これまでのガガのほかのロマンス相手と比較すると、クリスチャンとのパパラッチ写真は各段に多く、さらに、もちろんそれがクリスチャンのリクエストによるものだったかは分からないが、今考えれば、当時は2人は、あえて人目を引く行動に出ていたようにも思えるが、果たして?
「ファン・トゥナイト」の歌詞にファンたちが「ガガがクリスチャンをディスりまくってる!」、「ガガ、やってくれるね!」と騒然としていることに関して、ガガもクリスチャンも現時点では反応を見せていない。(フロントロウ編集部)