キアヌ・リーブスの主演『ジョン・ウィック』シリーズ
『ジョン・ウィック』シリーズは2014年にシリーズ1作目が公開されたアクション映画。キアヌ・リーブスが、引退した凄腕の殺し屋ジョン・ウィックを演じ全世界で大絶賛を得て、その後2017年に『ジョン・ウィック:チャプター2』が、2019年に『ジョン・ウィック:パラベラム』が公開された。さらに現在、4作目とスピンオフ作品の計画も進行中。4作目は、2021年に公開予定となっている。
圧倒的なアクションと「愛犬のための復讐」という設定でファンを魅了する『ジョン・ウィック』シリーズは、なんといっても主演のキアヌの体当たり演技が見どころ。キアヌは本作で銃とカンフーを合わせた戦闘スタイルの「ガンフー」を操り、目にも止まらぬスピードで敵を一掃する。
『ジョン・ウィック』シリーズでキアヌは、CGやスタントをほとんど使わずに演技をしていることでも知られている。乗馬も、銃撃戦も、ナイフでの戦闘も、カーアクションも、まるで55歳とは思えぬ身のこなし。キアヌは、『ジョン・ウィック:パラベラム』のアクションの90%は自身によるものだと米Cinema Blendのインタビューで明かしていた。
『ジョン・ウィック:パラベラム』の未公開シーン
実は、第3作目の『ジョン・ウィック:パラベラム』では、映画本編よりももっとたくさんのアクションシーンを撮影していたということが、米Digital Spyによるチャド・スタエルスキ監督へのインタビューで明らかになった。
チャド監督は中世の騎士や日本の侍がテーマの作品などから影響を受けており、『ジョン・ウィック』シリーズにもその要素を盛り込んでいるそう。しかし、『ジョン・ウィック:パラベラム』を撮影していったら、そういったテーマのいくつかが重なってしまったために、必要最低限のシーンに絞ったという。
その結果、2つのアクションシーンを入れる場所がなくなってしまい、泣く泣く削除したそう。チャド監督はそれについて「削除した箇所の90%を『ジョン・ウィック4』で再利用したいと思っている」とコメント。監督渾身のアクションシーンということもあり、次作への期待値はうなぎのぼり!
映画『ジョン・ウィック』4作目の公開日は2021年5月21日を予定している。新型コロナウイルスの影響で撮影スケジュールに穴が空いていない限りは、この予定で公開されると考えられる。ちなみに同日の2021年5月21日は、同じくキアヌ主演の大人気アクションシリーズ『マトリックス』最新作の公開が予定されている。(フロントロウ編集部)