黒人男性のジョージ・フロイドが白人の警察官に殺害された事件をきっかけに、黒人の命にも価値があると訴える「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)」運動が全米やオンライン上で行なわれている。マイリー・サイラスやセレーナ・ゴメス、ダヴ・キャメロン、サブリナ・カーペンターら、この運動への支持を表明したディズニー・チャンネル出身のスターたちをまとめた。(フロントロウ編集部)

高まりを見せるブラック・ライヴズ・マター運動

 先週、アメリカのミネソタ州ミネアポリスで白人の警察官に首を押さえつけられた黒人男性のジョージ・フロイドが亡くなるという事件が発生。

 アメリカで黒人が警察官や元警察官の手によって殺害された事件は過去にも数多く発生していて、今年に入ってからも、2月にアマード・アーベリーが非武装でジョギングしていたところを殺害されたほか、3月にはブリアンナ・テイラーが別の容疑者の住所と誤って自宅に侵入した警察官によって殺害されている。

 こうした事件が立て続けに発生したなかで、フロイド氏が市民の目前で殺害されるというショッキングな出来事がきっかけとなり、現在、アメリカ全土で「Black Lives Matter/ブラック・ライヴス・マター(黒人の命にも価値がある)※」というスローガンのもと、黒人たちが迫害されてきた歴史に異議を唱え、人種の平等を訴える運動が連日にわたって行なわれている。

※2013年に当時17歳だった黒人のトレイボン・マーティンが自警団によって射殺された事件に抗議するために立ち上がった運動。

画像: 米現地時間6月1日にニューヨークで撮影。

米現地時間6月1日にニューヨークで撮影。

ディズニー・チャンネルのスターたちも反応

 ブラック・ライヴス・マター運動には多くの著名人が参加しており、ショーン・メンデスやカミラ・カベロ、アリアナ・グランデ、ホールジーなど多くのセレブがデモに参加したほか、ビリー・アイリッシュはインスタグラムに長文を寄せ、いわゆる「白人の特権(White Privilege)」に抗議した。

 一方、ドラマ『オースティン&アリー』で知られるロス・リンチがデモに参加したり、『ディセンダント』のダヴ・キャメロンがドナルド・トランプ米大統領のツイートに言葉を選ばず反論するなど、多くのディズニー・チャンネル出身のスターたちもこの運動への支持を表明している。

マイリー・サイラス

みんなの多くと同じように、私は怒っているし、腹を立てているし、心を痛めてる。何世紀、何世代にもわたってあまりにも長い間続いてきたこの国の不正に対してね。ファンのみんなには、私たちの一人一人に声があるということを伝えたい。そして、今はそれを使ってほしいの。651-201-3400に電話して、ミネソタ州の知事や司法長官に「#ジョージ・フロイドへの正義」を求めてほしい。彼らには説明責任がある。私たちはただ立っているだけではいけない。みんなのための正義を現実のものにするため、私たち一人一人が参加しなければいけない。

ジョナス・ブラザーズ

ジョージ・フロイドへの正義を要求する。
(ミネソタ州のティム・)ワルツ知事はミネソタ州の司法長官に連絡して、ジョージ・フロイドの殺害に関与したすべての警察官を告発してほしい。#ジョージ・フロイドに正義を

ダヴ・キャメロン

(アメリカ合衆国はANTIFA(※1)をテロ組織に指定するというトランプ大統領のツイートを受けて)KKK(※2)は指定しないわけ?ファック・ユー

※1:国家主義に反対する反トランプな過激思想。
※2:白人至上主義団体であるクー・クラックス・クラン。ダヴはここで、トランプ大統領が自分に不都合な思想だけを統制しようとしていると訴えている。

(CNNなどがフェイクニュースを流しているというトランプ大統領のツイートに対して)アメリカを情報操作するのはやめて。反社会的で、ナルシシストで、小児愛者のプレデター。大衆から公民権を奪うために昔ながらの虐待を示して、物語をコントロールしようとしてる。国家として誰を信頼すべきか分からないのに、あなたにしか依存できない。あなたのことは見てるから!

ソフィア・カーソン

もう十分

(人種隔離政策の撤廃に尽力した元南アフリカ共和国大統領の故ネルソン・マンデラの発言を引用して)相手の肌の色やバックグラウンド、宗教のためにその人を生まれながらに憎んでいる人はいない。憎むのには学ぶ必要がある。憎しみを学ぶことができるなら、愛することも教わることができる。愛は人の心に自然と浮かぶものだから。

ロス・リンチ

画像: ロス・リンチ

ロス・リンチは抗議活動に実際に参加。

アシュレイ・ティスデイル

時々、あまりに圧倒されてしまって、どこから手を差し伸べていいのか分からない時がある。重要な問題に関していうと、私はソーシャル・メディアと愛憎の関係にある。(問題を提起する)写真を投稿するのはあまりに簡単に思えてしまうけど、その先はどうするの?その次の行動のほうがもっと大切。私は写真を投稿して、ボタンを押す以上のことをしたい。私はアクティブに手を差し伸べていく必要があるし、人種差別は許されるべきことじゃない。許されたことなんて一度もない。カメラに写っていない不正なんてたくさんあるから、私たちはもっと多くのことをしなければいけない。ジョージ・フロイドや彼のご家族、そして同じ問題対処しなければいけない名前の知らない多くのご家族のことを思って、胸を痛めてる。もうこれ以上ジョージのような人が出てほしくない。これ以上ジョージを出してはダメ。#BlackLivesMatter

ヴァネッサ・ハジェンズ

今は自分の写真を投稿することがバカバカしく思える。追悼の意を表したり、ショックを受けたり、傷心するだけでは不十分。私たちはブラザーやシスターたちにとって積極的に行動を起こすアライ(味方)でなければいけない。彼らに寄り添えるように、彼らが経験してきた闘いや恐れを知って。自由の国ですって?私はそうは思わない。アメリカには欠陥がある。見て。見て見ぬフリはやめて。もうたくさん。#BlackLivesMatter

ヒラリー・ダフ

どうか、これを増やして……純粋さ/平等/優しさ/友情/敬意

ベラ・ソーン

世界には今、醜いものがたくさんあるけど、私はみんなに素敵な一日を送ってほしい。声をあげて、全員が平等に扱われるように結束しよう。美しい人生はその先にある。

ゼンデイヤ

(2016年に黒人のアルトン・スターリングが警官に射殺された際に投稿したツイートをリツイートして)重要な存在ととされるまでに、あと何回これが起きることになるの?あと何人私たちは失わなければならないの?Black Lives Matter

サブリナ・カーペンター

全員が助ける力を持っている。自分たちを教育して、声をあげて、どれだけ気持ちが向かなくても、議論してみることが大切。そうすることで影響を及ぼして、変化をもたらすことができる。私は自分の特権について常に学んでる。それこそが特権なんだけどね。目に見えず、報道すらされていない事件も恐ろしいほど起きていて、気が滅入ってしまう。私たちはあとどれだけ、無実の命を失わなければいけないの?不正に対する闘いは、コンピューターをログオフしたり、携帯の電源を切ったりしたら終わりじゃない。反人種差別がただのトレンドになってしまってはダメ。個人的に寄付をしたリンク先を貼ったから、もし寄付する手段があれば、ぜひみんなにもしてほしい。この会話を続けていきましょう。耳を傾けて、学び続けましょう。友人や愛する人たちを支援し続けましょう。彼らは私たちの声を必要としているの。#ジョージ・フロイドに正義を #BlackLivesMatter

デミ・ロヴァート

これは許されることじゃない。それに、全員が役割を果たすまでこれは終わらない。特に、白人の人たちがね。最近も言ったけど、私はもう一度言うことにする。社会問題に関わると面倒なこともあるからという理由で、、危険な状況に置かれている人たちのために声をあげることをためらってはダメ。現実として、これが完全に終わるまで、黒人のコミュニティはずっと危険な状況の中で生活を続けていくの。自分の役割を果たして。これはあなたの問題でもあるの。ジョージ・フロイド、あなたが安らかに眠れることを願う。あなたに安らかな生活を保証するために多くの人ができることをしなかったことはフェアじゃない。

セレーナ・ゴメス

24時間かけて、起きているすべてを理解しようとした。誰が何と言おうと、起きてしまったことは取り消せない。だけど、私たちは行動を起こすことができるし、起こさなければいけない。長きにわたって、あまりに多くの黒人の命が奪われてきた。彼らはもっと報われる権利がある。彼らは声を聞いてもらう権利がある。私たちはもっと多くのことをしなければいけない。不正がまかり通り続けているなかで、黙って座っていてはダメ。#BlackLivesMatter #ジョージ・フロイドに正義を #息ができない(※3)
※3:亡くなったジョージ・フロイド氏が、警察官に押さえつけられながら訴えた言葉。現在行なわれている抗議活動のスローガンの一つとなっている。

メグ・ドネリー

『体系の犠牲になっていない者たちとして、それを正すのは使命。声をあげて。可能な限りの方法で勉強して。不正を暴露して。彼らのために闘うことと、彼らと一緒に闘うことには、大きな違いがある。私たちが彼らの『声』になる必要はない。彼らはずっと声を持っていたのだから。無知が修正されず、体系が変わらないことこそが問題。それを認識できるかは私たちにかかっているし、変えるためにできることをしなければいけない』ー@briannamazzolaの素敵な言葉。

(フロントロウ編集部)

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