人気バンド、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー(5 Seconds of Summer)のマイケル・クリフォードがツイッター上での過去の女性蔑視、同性愛者への蔑称の使用を謝罪。さらに、同件に付随して浮上した未成年のファンへのセクハラ疑惑に関しても言及した。(フロントロウ編集部)

マイケル・クリフォードの過去の「問題発言」が物議

 オーストラリア出身の4人組から成る日本でも人気のロックバンド、「5SOS」ことファイヴ・セカンズ・オブ・サマーのギター兼ボーカルを担当するマイケル・クリフォード(24)が、あるツイッターユーザーの摘発により注目を集めている過去の女性蔑視とも取れる発言や“同性愛者に対する蔑称として知られる言葉の使用を陳謝した。

画像: マイケル・クリフォードの過去の「問題発言」が物議

 ことの発端は、以前からマイケルのさまざまな行動に疑問を抱いていたという摘発者のユーザーが、ツイッターで「マイケル・クリフォードを暴く」と題したスレッドを開始したこと。

 この匿名ユーザーは、マイケルの問題行為ととれる言動の証拠となる写真やスクリーンショットを次々と列挙したのだが、そのなかには、マイケルが2012年から2015年にかけて発した、多くのフォロワーたちから「女性を軽視している」と指摘されているこんな発言も含まれていた。

<2012年8月>
友人ミュージシャンのジェイデン・シーリーの「誰か僕に料理を教えに来てくれないかな。じつは、台所ではぜんぜんお手上げなんだ」というツイートに「じゃあ彼女でも作れよ」と返信。

<2012年9月>
「僕ってサンドイッチを作るのがめちゃくちゃヘタなんだよな。もし自分が女だったら悲惨だった」と発言。

 男性優位的な考え方を古く、悪しき風潮として捉え、「家事=女性の役割」という考え方が薄れている世代の欧米ティーンにしてはめずらしい、当時16歳だったマイケルによるこの発言には、以前も一部で反発の声が。そのため、マイケルは該当のツイートを削除していた。

 さらに、マイケルが、5SOSのメンバーのルーク・ヘミングスの何気ないツイートに対して、海外ではタブーとされている、ゲイの男性に対する蔑称として知られる「ファゴット(faggot)」の略である「ファグ(fag)」という言葉を何度も使用していたことも問題視。

 極めつけは、白人至上主義、もしくは黒人差別の象徴ともされるアメリカ連合軍の旗(南軍旗)がデザインされたTシャツを身に着けてステージに立つ様子に再び焦点が当たったことで、多くのファンたちが、マイケルの過去の言動に対して難色を示した。


マイケルが“若気の至り”を謝罪

 明るみになった過去の言動に批判が集まったことを受け、マイケルはツイッターを通じて、こうコメント。自身の言動は無知がゆえの“若気の至り”だったと謝罪した。

「ハーイ。今より若かった頃にやってしまった自分のクソみたいに頭の悪い言動について、心から謝ります。僕は今は昔とは別人で、世界のことを前よりもずっと理解してる。世間には、デジタルメガホン(SNS上での発言力)を早く手にしすぎてしまう人たちもいるけど、残念ながら、僕はそのうちの1人だった」

 さらにマイケルは、それに続くツイートで「誰かを傷つけてしまって本当にごめん。意図的なものではなかったんだ。当時の僕はまだ考えが甘くて、今考えると恥ずかしいし、申し訳ないという言葉では表しきれないくらい。僕は、これからも、人として改善できるように努めるし、成長しつづける。もう二度と誰かを傷つけるようなことはしたくない」と、決して同じ過ちはおかさないと反省した。


未成年ファンへのセクハラ疑惑が浮上

 マイケルの謝罪を受け止めて、これからの彼を見守ってあげようという擁護派の意見も聞かれるなか、この騒動に付随して、マイケルが未成年のファンに対してセクハラ行為を行なったという疑惑も浮上。

 問題発言の数々を摘発したのとは別のツイッターユーザーが、5SOSがボーイズバンド、ワン・ダイレクションのツアー公演のサポーティングアクトとして世界中を回っていた2014年に、マイケルが未成年のファンの少女たちに声をかけ、公演後にホテルやツアーバスに誘ったと投稿。マイケルが「少女の体を不適切に触った」とコメントし、被害者の少女はこれまでにも「声を上げようとしたけど、誰も信じなかった」と綴った。

画像: 未成年ファンへのセクハラ疑惑が浮上

本人はセクハラ疑惑を否定、当時のマネージャーが擁護

 この疑惑について、マイケルは、面食らった様子で、「なんてこった。自分に関してこんなウワサがあったなんて、読んでいて胸が痛くなった。これらはまったくのデマだよ。当時、僕は人混みに出ることを許されていなかった」、「断じてそんなことはやってない。これからだってそんなことは絶対にしない。すごく動揺してる」と、ファンに対するセクハラ疑惑を真っ向から否定。

 さらに、もっと具体的に説明して欲しいというファンからの要請に返信する形で、「2013年頃の僕たちの日常はこんな感じだった。公演終了後に人混みを通り抜けるのがどれだけ難しかったか、どうか理解してほしい。自分を守ろうとしているわけじゃなくて、あれはまったくのウソだよ」と、ライブ会場外でファンたちに揉みくちゃにされる様子を撮影した動画を引用して、ファンたちにこっそり声を掛けるのは物理的に不可能だったと強調した。

 ちなみに、未成年のファンへのセクハラを告発したユーザーは、その後、アカウントごと投稿を削除している。

 告発にある出来事が起きたとされる期間に5SOSのマネージャーを務めていたアダム・ウィルキンソンは、SNS上で、マイケルだけでなく5SOSのほかのメンバーに関しても、匿名の告発や炎上を招くような投稿が相次いでいることに触れながら、これらの疑惑を否定。

画像: 5SOSのメンバー。左から:マイケル・クロフォード、ルーク・ヘミングス、アシュトン・アーウィン、カラム・フッド。

5SOSのメンバー。左から:マイケル・クロフォード、ルーク・ヘミングス、アシュトン・アーウィン、カラム・フッド。

 「こういった内容の告発は、相互参照できるか、確かな証拠があるのかを真剣に考えるべきですが、今回のケースはそういったものではありません。私がバンドと共に行動していたすべての時期において、メンバーたちはボディーガードやスタッフたちに付き添われて、バックステージから玄関にエスコート付きで移動していました。アリーナでは(ファンたちの)iPhoneのカメラに囲まれて、何千もの人々の視線が注がれ、つねにライブやセキュリティ、マネージメントスタッフたちの厳しい監視のもとにあった彼らにとって、告発されたような行動をとることは、簡潔に言って不可能です」とフェイスブックで公開した声明の中で、マイケルとメンバーたちを擁護している。(フロントロウ編集部)

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