スティーヴ・アオキがきゃりーぱみゅぱみゅとコラボ
バックストリート・ボーイズやワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンのほか、韓国のボーイズグループBTSやMONSTA Xらとコラボしてきた日系アメリカ人のDJ/プロデューサーであるスティーヴ・アオキが今回、きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲のリミックスを発表した。
今回発表されたのは、2013年に発表されたきゃりーぱみゅぱみゅのシングル「にんじゃりばんばん」のリミックス。同曲はアメリカ大陸ではスティーヴのレーベル「ディム・マク」から、ヨーロッパではトップDJの1組であるディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクのレーベル「スマッシュ・ザ・ハウス」からリリースされており、2つのレーベルから日本人女性アーティストの楽曲がリリースされるのは初となっている。
今回のコラボは、本日6月25日に全世界で配信がスタートしたNintendo Switchのゲーム「ニンジャラ」とのコラボレーションをきっかけに実現したものとなっている。スティーヴは今回のコラボについて、「僕は本当に前からずっと、きゃりーぱみゅぱみゅとプロデューサーの中田ヤスタカの大大大ファンなんだ。だから、このリミックスを手掛けたことは、とても嬉しいし光栄だよ。本当にすごい曲だし、作業はとても楽しかったよ」とコメントを寄せている。
楽曲のリリースと合わせて、「ニンジャラ」の映像とマッシュアップしたビデオも公開されている。
さらなる日本人アーティストとのコラボも?
今回きゃりーぱみゅぱみゅとのコラボを発表したスティーヴだけれど、彼は先日、別の日本人アーティストとのコラボも示唆していた。
スティーヴは今年5月、男女が日本語で「泣いているだけじゃ針は動かない」と歌っている動画を公開。「にんじゃりばんばん」にそのようなパートはなく、今回のリリースとは別のプロジェクトのよう。スティーヴはその動画に「カミング・スーン」というコメントもつけており、リリースは近いと見られている。
このプロジェクトには、今年5月に音楽レーベルであるエイベックス(avex)のCEOから退任することを発表した松浦勝人が関係しているようで、スティーヴの動画を引用して松浦勝人もインスタグラムに動画をアップして「さて、何が出てくるのかな?お楽しみに!!」とコメントを残した。(フロントロウ編集部)