今年3月に英王室を脱退したメーガン妃がヘイトクライム(憎悪犯罪)の被害者と個人的に連絡を取り、励ましの言葉をかけていたことが明らかに。(フロントロウ編集部)

メーガン妃がヘイトクライムの被害者に励ましの電話

 2020年3月31日イギリス王室を離脱し、現在、夫のヘンリー王子とともに故郷のロサンゼルスを拠点に活動するメーガン妃が、先日、人種差別的な偏見に基づく犯罪であるヘイトクライム(憎悪犯罪)の被害に遭い、顔にやけどを負った黒人女性のアリシア・バーンスタインと個人的に連絡を取り、約40分間にわたる対談を行なっていたことがわかった。

 非営利団体「Boys & Girls Clubs of Dane County(ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・デーン・カウンティ)」の代表で、アリシアの代理人を務めるマイケル・ジョンソン氏が米
Channel 3000に語った話によると、事件のことを知ったメーガン妃からジョンソン氏のもとに“アリシアの電話番号を教えて欲しい”と連絡があり、対談が実現。

画像: メーガン妃がヘイトクライムの被害者に励ましの電話

 2人は約40分間にわたって、セルフケアの大切さや、体だけでなく心の傷を癒すことの重要性について語り合ったそうで、メーガン妃はアリシアにしばらくのあいだソーシャルメディアから距離を置くようにアドバイスしたという。また、この対談にメーガン妃の夫であるヘンリー王子も10分ほど加わったそう。

 今年5月、白人の警察官によって黒人男性のジョージ・フロイドが殺害される事件が発生したことを受けて、現在、アメリカでは黒人に対する人種差別の撲滅を訴える抗議運動「Black Lives Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」が活発化しているが、その裏でアリシアのようにヘイトクライムの被害に遭うケースが増加しつつある。

 ご存じの方も多いと思うが、メーガン妃は黒人の母と白人の父を持つバイレイシャル(両親の人種が異なること)であることから、人種差別問題に深い関心を持っていることで知られ、今年6月に母校イマキュレート・ハート高校の卒業生へ送ったビデオメッセージの中でも、Black Lives Matterについて言及していた。

 そういった背景から、今回、いてもたってもいられずアリシアを個人的に激励したミーガン妃は、Boys & Girls Clubs of Dane Countyが拠点とするマディソン市に暮らす少女たちと話をする機会を設けることをジョンソン氏に提案したそうで、現在、実施に向けてスケジュールを調整しているところだという。(フロントロウ編集部)

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