『Lの世界』とは
『Lの世界(The L Word)』は、2004から2009年にアメリカのケーブルテレビ局SHOWTIMEで放送され、ロサンゼルスのウェスト・ハリウッドで暮らすレズビアンたちの生活を描き、カミングアウト、同性婚、養子縁組、性転換、乳癌などリアルなテーマを扱い、2006年にはGLAADメディア賞最優秀ドラマシリーズ賞、2009年には同賞の審査員特別賞を受賞。エミー賞やサテライト賞にもノミネートされるなど高い評価を獲得した。
6シーズン全70話が放送されたドラマは日本でも熱狂的なファンを生み出し、モテガールなシェーン役を演じたキャサリン・メーニッヒが2008年にドラマのプロモーションのために初来日した時には、およそ1,000人ものファンが成田空港に集まり、到着ロビーを急遽変更するなど大騒ぎとなった。
10年ぶりの続編『Lの世界 ジェネレーションQ』
『Lの世界』の10年後の世界を描く続編『Lの世界 ジェネレーションQ(The L Word: Generation Q)』は、舞台をロサンゼルス、シルバーレイクに移し、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーたちの恋愛やセックス、挫折や成功などの日常を描く。
ショーランナーと制作総指揮は、マリア・ルイス・ライアン(「4つの嘘と愛」,「シックス・バルーン」)。さらに前ドラマシリーズ『Lの世界』からは、クリエーターのアイリーン・チェイケン、クリステン・カンポ、アリス・オザースキ、ステフ・グリーン、さらにはキャストのジェニファー・ビールス、レイシャ・ヘイリーやキャサリン・メーニッヒも制作総指揮として参加する。
アメリカでは、早くもシーズン2の制作が決定済み。
オリジナルキャストは誰が出る?
前作『Lの世界』からは、ジェニファー・ビールス(ベット・ポーター役)、レイシャ・ヘイリー(アリス・ピエゼッキー役)、キャサリン・メーニッヒ(シェーン・マッカチョン役)が登場。
3人のその後の人生を描きながら、新たなキャラクターのダニ・ヌニェス(アリアンヌ・マンディ)、マイカ・リー(レオ・シェン)、サラ・フィンリー(ジャクリーン・トボーニ)、ソフィー・スアレズ(ロザリー・ザヤス)、ジジ(セピデ・モアフィ)ら、次世代の若者たちの人生も同時に進行していく。
ドラマの内容は?日本版のティーザー予告編
Huluによって公開された日本版のティーザー予告編には、ベット、アリス、シェーンのおなじみの3人が登場。前作ではアート系の職業についてたインテリ派のベットは、ロサンゼルスの市長選に立候補中。アリスは未だにメディアの世界で活躍しており、現在はトーク番組の司会を務めている。そしてシェーンは、相変わらずモテモテ。
8月28日に上陸!日本での視聴方法
『Lの世界 ジェネレーションQ(The L Word: Generation Q)』は、2020年8月28日(金)からオンライン動画配信サービスHulu(フールー)にて独占配信される。
8月1日(土)からは前作『Lの世界』もHuluにて配信が始まるので、前作をおさらいして新たにブラッシュアップされた新作『Lの世界 ジェネレーションQ』と一緒に楽しみたい。
Huluプレミア『Lの世界 ジェネレーションQ』シーズン1(字、吹)
8月28日(金)から独占配信スタート、以降毎週金曜日に1話ずつ追加予定(全8話)
『Lの世界』シーズン1〜6(字)8月1日(土)から全話配信
(フロントロウ編集部)