シンガーのショーン・メンデスが精神的に辛かった日に「心の叫び」を綴ったメモを公開した。(フロントロウ編集部)

「心の叫び」を綴ったメモに書かれていたこととは?

 不安障害との闘いについて歌った「イン・マイ・ブラッド(In My Blood)」などのヒット曲で知られるシンガーのショーン・メンデスが、コンサートで上手く歌えず、色々と落ち込む出来事が多かった日に書いたメモを自身のインスタグラムで公開。

画像1: 「心の叫び」を綴ったメモに書かれていたこととは?

 「去年の10月、辛い1日を過ごした後に書いたメモをiPhoneのなかに見つけたんだ。なんでかわからないけど、これをみんなに見せる必要があると感じた。ここにはほんの少しだけど、辛い日々のなかの心からの言葉が記されている」というコメントとともに、ショーンのインスタグラムのストーリーにアップされたメモには、こんなことが書かれていた。

2020年7月19日 午前9時33分

今夜は声の調子が良くなかった
喉の筋肉がものすごく痛くて、息苦しさを感じた
腹が立つ
イライラする
でも大丈夫
たくさんあるうちのほんの1日にすぎない
ここ最近辛い
でも大丈夫
明日はまったく新しい1日だから
自分へ、そんなに頑張りすぎるなよ
人間らしくていいじゃないか
すごくネガティブな考えが頭に浮かぶ
とてもダークな思考が
この考えにとらわれてはいけない
感情に動かされないように注意しなきゃ
これはリアルじゃない
呼吸を整えて、落ち着こう
完ぺきではない君のことを、みんなは好きになってくれないかもしれない
でも、人生はそれだけじゃない
人に言う前に自分がそういう生き方をしなきゃダメだ、ショーン
本当に大切なのは何か
良い人間でいることだ
君はそう言った
だからそう生きろ
そして前へ進め

 歌も上手くて、ルックスも良い。性格の良さもピカイチで、セレブ界きっての“良い人”として誰からも愛される存在のショーン。さらに、2014年にデビューして以来、順風満帆のキャリアを送り、プライベートでは同じくシンガーのカミラ・カベロとかれこれ1年以上安定した交際を続けている。

画像2: 「心の叫び」を綴ったメモに書かれていたこととは?

 何不自由ない幸せな人生を送っているように見えるが、どんなに完ぺきに見える人でも悩みは必ずある。ご存じの方もいると思うが、ショーンは18歳の時から不安障害と闘っており、「このまま成功し続けることができるのか」「みんなが自分のことを潰そうとしてる」といった不安や過度な思い込みから、毎週のように泣いていたことを過去に米ELLEのインタビューで語っている。

 今回、悩みの一部を共有することで、“誰にでも辛い日や辛い時がある”ということを伝えようとしたショーンは、最後に「自分のことを労って、心のケアをしてあげてね」とファンにメッセージをおくった。

日頃から日記を書いてストレスを解消

 ちなみに、以前、フロントロウでお伝えしたが、ショーンは日々のメンタルケアの一環として日記を取り入れており、「真実は…(Truth is…)」という名前がつけられた日記を使って日頃のうっぷんを晴らしている。

画像: 日頃から日記を書いてストレスを解消

 ショーンは以前出席した音楽関係のイベントで、「その日記に書かれている事柄はすべて“真実は…”というフレーズで始まるんだ。そこには真実だけが書いてある。普段生活していると、自分自身や自分の人生に対して嘘をつくことや、誰かに対して何か思うことがあっても、真実を言えないことがたくさんあるでしょ?それが全然はっきりしていないことでも、どんなにクレイジーなことでも、とりあえず『真実は…僕はこういう風に感じている』って書き出すんだ」と、この日記の趣旨について説明している。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.