ポール・マッカートニーが雑誌の表紙を飾る
7月31日に自身のソロアルバム『Flaming Pie(フレイミング・パイ)』のコレクターズ・エディションをリリースしたポール・マッカートニーは、78歳になった現在も熱心に音楽制作を行ない、第一線で活躍しているアーティスト。
そんなポールが、英GQの9月号の表紙に登場。ポールが雑誌の表紙として登場するのは、かなり久々。久しぶりに雑誌の表紙を飾ったポールだけれど、GQの9月号の撮影が行なわれたのは、新型コロナウイルスの影響で外出自粛の頃だったため、雑誌の撮影班がポールを撮影することはできなかった。
そこで立ち上がったのは、ポールの娘でフォトグラファーとして活躍するメアリー・マッカートニー。メアリーはポールのことをスタジオなどではなく、ポールが1973年に購入したイギリス・サセックスにある別荘で撮影。
表紙はポールの愛するランドローバーに乗ってハンドルに手をかけている姿のものが採用され、娘のメアリーが撮影したこともあり、かなりリラックスした表情を見せた。
また、ポールは英GQではディオール(Dior)のジャケットや、バルマン(Balmain)のシャツ、そしてプラダ(Prada)のTシャツといった一流ブランドのアイテムなどを着用してスタイリッシュにキメたけれど、衣装の面でポールをサポートしたのは、娘のステラ・マッカートニー。ステラは言わずと知れた超人気デザイナー。ステラはポールのために、自身のブランドであるステラ・マッカートニー(Stella McCartney)から、デニムやシューズ、そしてジャケット、シャツ、トラウザーなど、数々のアイテムを提供し、ポールの魅力を引き立てた。
こうしてメアリーとステラの協力もあり、久々の雑誌の撮影は無事に終了したポール。ロックダウン中は妻ナンシーやメアリーと彼女の子供たちと一緒に、今回雑誌の撮影で登場したサセックスの牧場で過ごしていたようで、音楽制作を行なったり、楽曲を完成させたりしたよう。英GQでは家族の話題以外にも、今後のライブやツアーのあり方、定期公演をどう思っているか、そしてビートルズについてなどのロングインタビューが掲載されている。(フロントロウ編集部)