旬のカラーメイクを楽しみたい!
今年の夏は、新型コロナウイルスの影響もあり、例年よりマスクを着用する機会が増加。それに伴い、マスクから見える“アイメイク”に力を入れる人も増え、夏らしいオレンジメイクや可愛らしいピンクメイクなど、鮮やかな色合いのアイメイクが注目を集めている。
しかし、いざカラーメイクをしてみると、アイシャドウが思うように発色しなかったり、目元がぼやけてしまったりと、意外と苦戦している人も多いのでは?
そこで、海外のメイクアップアーティストたちが、カラフルなアイシャドウの上手な取り入れ方を紹介。ダサ見えしないコツをアドバイスした。
悩み1.アイシャドウがキレイに発色しない
カラーメイクをするときに最も多い悩みは、アイシャドウがキレイに発色しないこと。
とくに、イエローやパープルなどの淡い色合いのアイシャドウはくすみやすく、時間が経つと薄くなってしまいがち。そんな手持ちのアイシャドウの発色を良くするアイテムは「アイシャドウプライマー」。
メイクアップアーティストのローラ・シェパードは「アイシャドウを塗る前に、目の周りにオイルフリーのプライマーを使ってみて。発色を良くするだけでなく、目元の油分でアイシャドウがヨレるのを防いでくれる」と英Glamourで助言。ほかにも、コンシーラーを薄く塗ったり、白のアイシャドウを仕込むのもオススメだという。
悩み2.目元がぼんやりする
もうひとつ、よくあるカラーメイクの悩みは、目元がぼんやりすること。
なかでも、ピンクやオレンジなどの柔らかい色合いのアイシャドウは膨張しやすく、目元が腫れぼったく見えやすい。そのため、トレンドのナチュラルメイクにしたつもりが、ただの“手抜きメイク”に見えてしまうことも。
セレブメイクアップアーティストのパトリック・タによると、ナチュラルメイクであっても、目の輪郭を強調するアイライナーやマスカラは必要。ただし、従来のメイクのように太くアイラインを引くのはNG。
パトリックは「いま一番人気があり、クライアントからも要望が多いのは極細のアイライン。細すぎてほぼ見えないけれど、目元を引き締めるには十分なんだ」と米Refinery29で説明。カラーメイクの良さをキープしつつ、目力がアップするという。
でも、アイライナーを引くのはちょっと苦手…という人に対し、パトリックは「目の真ん中から目尻に向かって、3分の1だけ引くのもオススメ。簡単に目を大きく見せることができる」とアドバイスした。
プロが教える、カラーメイクを成功させるテクニック。せっかく買ったのに上手に使いこなせず、奥にしまいこんでしまっているアイシャドウなどがあったら、これを機にもう一度チャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)