米フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオ・フロリダが、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で遠のいた客足を戻すための太っ腹すぎるキャンペーンを発表。(フロントロウ編集部)

米ユニバが太っ腹な打開策で起死回生を狙う

 今年6月、約3ヵ月ぶりに営業を再開した米フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオ・フロリダと、同じくユニバーサル・オーランド・リゾート内にあるアイランズ・オブ・アドベンチャーが、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で遠のいた客足を戻すための「打開策」として、太っ腹なキャンペーンの実施を発表した。

 米Miami Heraldによると、今回新たにスタートしたのは、2020年9月30日までにユニバーサル・スタジオ・フロリダとアイランズ・オブ・アドベンチャーの両方で遊べる1日券(164ドル)を購入した人は、2020年12月24日までの約5ヵ月間、そのチケットを使って何度でも両パークを訪れることができるという超お得なキャノペーン。30ドルの追加料金を支払えば、ユニバーサル・オーランド・リゾート内にある大型ウォーターパーク「ボルケーノ・ベイ」でも遊び放題になるという。

 残念ながらフロリダ州民限定なので、他の州や海外からの観光客には適用されないが、1日券を購入するだけで約半年間、“ユニバで遊び放題”だなんて気前が良すぎる…!

 ちなみに、アメリカにあるテーマパークではよくこういったキャンペーンを行なっており、米カリフォルニア州にあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドやディズニーランド・リゾートでも、カリフォルニア州民限定でパンデミック前から同様のキャンペーンを定期的に実施している。

画像: 映画『シュレック』シリーズの主人公シュレックとフィオナ姫も、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を守ってゲストに挨拶。フィオナ姫はちゃんとマスクを着用している。

映画『シュレック』シリーズの主人公シュレックとフィオナ姫も、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を守ってゲストに挨拶。フィオナ姫はちゃんとマスクを着用している。

 ちなみに、営業再開からわずか2週間でテーマパークの従業員を含む相当数の社員を一時的に解雇するという、残酷な決断を下したことでも話題になったユニバーサル・オーランド・リゾート。

 具体的な人数は明かしていないものの、報道を受けてユニバーサル側は一部の社員を解雇したことを認めると同時に、「この決定は簡単なものではありませんでしたが、今後のために必要なものでした。我々は今回の決定によって影響を受ける人々とその家族に与える影響を認識しており、できる限りの支援策を用意するつもりでおります。ちなみに、(支援策には)解雇手当、健康補助金、専門職再就職援助が含まれています」という内容の声明文を発表している。(フロントロウ編集部)

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