ドラマ『リバーデイル』のベティ役でおなじみの俳優リリ・ラインハートが、バイセクシャルであることを公表しようと思った理由とは?(フロントロウ編集部)

バイセクシャルを公表した経緯を初告白

 ドラマ『リバーデイル』や映画『ハスラーズ』に加え、8月21日からAmazonプライム・ビデオで配信がスタートした映画『ケミカル・ハーツ』で主演を務める俳優のリリ・ラインハートが、バイセクシャルであることをカミングアウトしようと思った理由について、米Los Angeles Timesのインタビューで語った。

 今年6月のプライド月間に、「今まで公にお知らせしたことはなかったけど、私はプライドを持ったバイセクシャルの女性です」と、さらっとバイセクシャルであることを公表して話題になったリリ。

画像: バイセクシャルを公表した経緯を初告白

 そのことについて聞かれると、「最初は『私は女の子が好き?わかんない』って感じだった。でも歳を重ねるにつれて、『イエス。私は間違いなく女の子が好き』って思うようになったの。それである時こう思った。もう言っちゃえばよくない?って。(隠すことで)突然、私が女の子とデートし始めた時に、みんなから『一体どういうこと?』って疑問に思われるが嫌だった。それを誰かに説明する義務はないし、するつもりもない」と返答。公表しないという選択肢もあったが、仮にいつか女性との交際が発覚した時に、自身のセクシャリティを詮索されるのは嫌だと感じたため、このタイミングでの公表に踏み切ったそう。

 続けて、「ずいぶんと若い時から自分が女性に惹かれていることを自覚していた。私はずっと異性愛規範的な恋愛をしてきたから、部外者やメディアにとっては格好の標的でしょうね。私がみんなの気を引くために(バイセクシャルを)偽ってるって。(公表することで)そういったことに巻き込まれるのが嫌だった。でも、私の親しい友人や愛する人たちにとって、私がバイセクシャルであることはヒミツでもなんでもなかった」と、親しい仲間たちのあいだではすでに知られた話であったことを明かした。

 ご存じの方も多いと思うが、リリは『リバーデイル』での共演をきっかけに仲を深めた俳優のコール・スプラウスと交際していたが、今年3月に交際約3年で完全に破局した。今回のインタビューではそのことについて触れていなかったが、異性であるコールとの恋愛関係に終止符を打ったことも、カミングアウトしようと思ったきっかけのひとつかもしれない。(フロントロウ編集部)

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