エディ・マーフィが続編の見どころを明かす
2019年に、約30年ぶりの続編の制作が発表された『星の王子 ニューヨークへ行く』といえば、日本では地上波放送の定番映画だった大人気コメディ。エディ・マーフィが演じるアフリカの架空の国ザムンダのアキーム王子が主人公で、戦略結婚をしたくないという王子は、運命の人との出会いを求めてアメリカのニューヨークへ飛び出す…、というストーリーだった。
続編では、主演のエディはもちろんのこと、王子の世話役でお調子者のセミ役を演じたアーセニオ・ホールや、国王役のジェームズ・アール・ジョーンズ、王子の妹を演じたヴァネッサ・ベル・キャロウェイも再演する。そして、『星の王子 ニューヨークへ行く』では、エディが1人4役を演じきり、コメディ俳優としての才能をまざまざと見せつけたけれど、そのキャラクターたちも帰ってくるよう。米ETのインタビューで、エディがこう話した。
「1作目より面白いと思うよ。君たちが好きだった多くのキャラクターが登場するからね。“ランディ・ワトソン”や“床屋”とかね。前の映画では小さな役だったけど、今度の作品では大きなものとなるし、ほぼ全員帰ってくるし。さらに、かなり多くの新キャラクターまでいる」
ランディ・ワトソンと床屋のクラレンスは、エディがアキーム王子に加えて演じた人気キャラクター。彼らもまた、続編に登場するよう。ということは、本作でもエディは複数のキャラクターを演じることになるよう。エディは、この3役の他にも床屋の常連客ソールを演じたけれど、彼も果たして戻ってくる…?
続編では新キャスト&新クルーも
『星の王子 ニューヨークへ行く』の続編『Coming 2 America(原題)』のストーリーは、国王の座に就くことになったアキーム王子が、知らされていなかった息子の存在を知り、息子に会うためにふたたびニューヨークの地を踏む…、というもの。
新キャストとして、映画『ブレイド』のウェズリー・スナイプス、リーブート版の『ゴーストバスターズ』に出演したレスリー・ジョーンズ、Netflix映画『オールド・ガード』のキキ・レインが出演する。
監督は、ジョン・ランディスからクレイグ・ブリュワーへとバトンが渡された。そして前作では、デボラ・ナドゥールマンが手掛けた衣装も評価されたポイントの1つだったけれど、続編では、映画『ブラック・パンサー』の衣装でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したルース・E・カーターが担当する。
『Coming 2 America』は、今年2020年12月の全米公開予定。(フロントロウ編集部)