『ミッション:インポッシブル』最新作の撮影がついにスタート
新型コロナウイルス感染拡大の影響で制作に大幅な遅れが出ている映画『ミッション:インポッシブル』の7作目&8作目の撮影が、“北国”ノルウェーでついにスタートしたことがわかった。
主演俳優のトム・クルーズがイギリス国内でアクションシーンのリハーサルを行なう様子を、これまでにフロントロウで何度もお伝えしてきたが、ようやく本番を迎えたことを前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に続いて監督を務めるクリストファー・マッカリーが自身のインスタグラムで報告した。
監督が公開した写真のキャプションには、「アクション」というかけ声と『ミッション:インポッシブル7』を意味する「MI7」というハッシュタグ、さらに「(撮影)1日目」の文字が。
ノルウェー入りするにあたって、キャストとスタッフ全員が新型コロナウイルスの検査を2度受けるなど、万全の体制で現地入りした一行は、ノルウェーでの撮影中、トムと制作サイドが手配したクルーズ船に滞在することが決まっている。また、英The Sunいわく、およそ7,700万円と言われる船のレンタル料はトムが支払ったそう。
撮影初日から「超危険なスタント」に挑戦
ちなみに、8月の終わりにイギリスのオックスフォードシャーにある建設されたセットで、バイクに乗ったトムが、鉄筋で組まれたジャンプ台からバイクごと飛び出し、大空を舞う姿がキャッチされていたが、どうやら撮影初日はこの“超危険なスタント”の本番に臨んだ模様。
撮影の様子をとらえた映像がコチラ。舞台となったのは、監督のインスタグラムの写真に写っていた、絶壁に向かって建てられた巨大ジャンプ台。
リハーサルでは命綱をつけていたが、上の映像を見るかぎり、本番はなんと命綱なし。トムはバイクに乗って滑走路を猛スピードで走行すると、そのままジャンプ台から飛び立ち、バイクともども崖の下に向かって落下。「あっ!」と思った瞬間、トムが背中に背負っていたパラシュートが開き、無事、崖の下に広がる草原に優雅に着地を決めた。
見ているこちらの心臓が止まりそうなほどの衝撃映像だが、あれほど危険なスタントをこなした直後にもかかわらず爽やかな笑顔を振りまくトムの姿は、ある意味、もっと衝撃的。
ちなみに、トムが乗っていたバイクは崖の中腹に逆さまになって転がっていた。
しょっぱなから命がけのシーンの撮影を無事成功させたトム。この日に撮影されたシーンが一体どういった使われ方をするのかは、本編を見てからのお楽しみ。(フロントロウ編集部)