注文ミスにキレた客が店を出た後に予期せぬ行動に出る
今年7月、アメリカのジョージア州ディケーターにある大手ファストフードチェーンのマクドナルドで、従業員が客に車ではねられる事件が発生。その原因となったのは「注文ミス」だった。
警察の発表によると、事件が発生する前、被害にあったマクドナルドの店員と車の運転手は注文をめぐって口論に発展。その場はなんとかおさまったものの、後になってそれを逆恨みした客が店員を車ではねるという暴挙に出たという。ただし、マクドナルドのスポークスパーソンは米Newsweekの取材に対し、注文内容が間違っていたというのは客の言いがかりで、「ちゃんと注文通りに商品を渡した」と主張している。
じつは、注文をめぐる行き違いがきっかけでこういった事件が起こるのはこれが初めてではない。マクドナルドでは、今年1月にもチキンマックナゲットのソースをめぐって店員と口論になった女性客が、「店に強盗に入る」と脅迫して警察沙汰になったほか、昨年12月には注文ミスに憤慨した男性客が、店員に熱々のホットコーヒーをぶっかけて火傷を負わせた容疑で逮捕されるという事件が発生した。
注文ミス以外でクレームを入れられることも
トラブルのもとになるのは注文ミスだけではなく、過去には「揚げたてじゃないポテト」を出された客が衝撃の事件を起こした事例も。
この驚きの事件が発生したのは昨年7月のこと。米ジョージア州のガーデン・シティにあるマクドナルドでマックフライポテトを購入した女性客が、「ポテトが冷たくなっていた」として店側に抗議したところ、従業員らと激しい口論に。この女性客は飲み物を投げつけるなどの暴行をはたらいたうえ、新しいポテトを手に入れるため立ち入り禁止のエリアにまで侵入。見かねた店のマネージャーが女性客を店の外に追い出したが、それに激高した女性客は一旦自分の車へ戻ると、車から取ってきた拳銃を従業員らに向かって発砲した。(フロントロウ編集部)