シンガーのテイラー・スウィフトが、かつてバトルを繰り広げた“元宿敵”でシンガーのケイティ・ペリーの長女のために手作りの贈り物をプレゼントしていたことが分かった。(フロントロウ編集部)

テイラー・スウィフト、ケイティ・ペリー娘に自作の「ブランキ―」を贈る

 2018年に和解するまで、数年間にわたって犬猿の仲だと言われていたケイティ・ペリー

 関係修復後は、少しずつ友情を育み、今では、お互いに悩み事などを相談する間柄にまで成長したというテイラーとケイティだけど、テイラーが、2人の関係が決して表向きや上辺だけの“ビジネス友情”などではないことが伝わる心のこもったギフトをケイティに贈っていたことがわかった。

和解の証としてケイティが出演したテイラーの楽曲「ユー・二ード・トゥ・カーム・ダウン」のMVより。

 8月末に無事、婚約者で映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の俳優オーランド・ブルームとの長女デイジー・ダヴ・ブルームちゃんを出産したケイティ。

 新米ママとしてデイジーちゃんの育児に奮闘しながら、新アルバム『SMILE(スマイル)』のプロモーションや、自身が手がけるシューズ&ハンドバッグ・ブランド「Katy Perry Collection(ケイティ・ペリー・コレクション)」の新作の宣伝などをSNSを通じて行なうなか、インスタグラムに久々にプライベートな投稿を行なった。

 ケイティが公開したのは、テイラーが手作りで製作したというシルク素材のブランキ―。

 一輪の花や星、「2020」の年号、そして「Baby Bloom(ベイビー・ブルーム)」とオーランドの姓にちなんだ刺繍が施された可愛らしいブランキ―は、お世辞にもプロ並みとは言えないが、なんとも味のある仕上がりとなっている。

 裁縫歴がまだ浅いであろうテイラーが、扱いにくい生地であるシルクに、一生懸命ひと針ずつ想いをこめて刺繍をしたことが伝わってくるこの1枚には、テイラーからの手書きのメッセージカードも添えられていた。

 「ケイティ&オーランド、そしておチビちゃんへ」と宛名が書かれたメッセージには、写真では、冒頭の一部分しか読めないものの、「私が赤ちゃんの頃、私にとって一番…だったのは小さなシルクの…」と、テイラーが赤ちゃんの頃にシルクでできたブランキ―をとても大切にしていたという内容が綴られている。

 ブランキ―とは、赤ちゃん用の小さなハンカチのようなもので、欧米では、精神を落ち着かせたり、安心させたりする“心のお守り”的な役割を果たすものとして知られている。

画像: ※イメージ写真

※イメージ写真

 メッセージには「2020年5月3日」と日付が添えられており、この頃まだケイティはデイジーちゃんを妊娠中。テイラーは、まだ見ぬ、名前も知らないケイティとオーランドの赤ちゃんのことを想って、せっせとこのブランキ―を縫い、贈っていた。


デイジーちゃんにとって“一生の宝物”に?

 テイラーからの心のこもった贈り物に、ケイティは、ユーモアを交えたこんなコメントで感謝を表現。

「ミス・デイジー・ダヴはミス・テイラー・スウィフトから贈られた手縫いのブランキ―が本当に気に入ってる様子。この先何年も引きずりまわして、判別不能のボロ布になるかも。それでも、10代になってもポケットにこっそり隠し持っているような、そんなアイテムになったらいいな」

 ケイティいわく、すでにテイラーから贈られたブランキ―に愛着を抱いているというデイジーちゃん。大人になっても子供の頃に大好きだったハンカチやぬいぐるみといったアイテムをお守りとして持っている人もいるけれど、ケイティーは、テイラー作のブランキ―が、デイジーちゃんにとって、いざというとき心の拠り所にできる、そんな宝物になることを望んでいるよう。(フロントロウ編集部)

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