ゼンデイヤがエミー賞に初ノミネート
アメリカで第72回を迎える米テレビ界最高峰の栄誉、エミー賞が日本時間2020年9月21日に開催。本来であれば、実際の会場でアワードが行なわれるけれど、2020年のエミー賞授賞式は、新型コロナウイルスの感染症対策のためオンライン上で行なわれることが決定している。
7月末にはエミー賞のノミネート作品が一挙公開され、ドラマ『ウォッチメン』が26部門で最多ノミネートを果たした。そんななか、2020年のエミー賞で意外にも初ノミネートされた人が。それは、映画『スパイダーマン』シリーズなどでお馴染みのゼンデイヤ。
ゼンデイヤは、ラッパーのドレイクがプロデューサーとして名を連ねる、ドラッグやセックス、アイデンティティー、ソーシャルメディア、恋愛や友情といった人間関係の悩みを抱える高校生たちを描くドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』に出演しており、ドラマ部門の主演女優賞にノミネートされることに。
テレビ界の最高峰のエミー賞に主演女優賞としてノミネートされたゼンデイヤは、「正直、言葉が出ないし、私の心は愛と感謝に溢れている。家族と呼んでいる素晴らしく才能がある人たちと一緒に仕事をできることは本当に名誉なこと。私は大きなパズルの小さなピースであり、みんなのことを誇りに思っている。番組を見てくれて、番組に命を与えてくれた人に感謝します」と、自身のインスタグラムで喜びを爆発させた。
エミー賞には何度か出演したことはあったものの、初ノミネートとなるゼンデイヤは、2020年のエミー賞授賞式の司会者であるジミー・キンメルのトークショー『Jimmy Kimmel Live!』に出演し、バーチャルの授賞式だけれど、どうするかと聞かれると「ドレスアップがしたいの。(エミー賞らしい)経験はしたいからね。たぶん家族もその場にいると思うけれど、全身着飾りたい。たぶんリビングルームのカーペットを歩いているだけかもしれないけれど」と、バーチャル授賞式でもアワードの目玉の1つでもあるレッドカーペットに登場する時のようにドレスアップしたいと思っており、気合いは十分。毎回アワードなどでファッションが注目されるゼンデイヤならではの発言だった。
ちなみにゼンデイヤがノミネートされているドラマ部門の主演女優賞は、『ザ・クラウン』のオリヴィア・コールマン、『オザークへようこそ』のローラ・リニー、『キリング・イヴ』のジョディ・カマー、『キリング・イヴ』のサンドラ・オー、そして『ザ・モーニングショー』のジェニファー・アニストンがノミネートされており、激戦が予想される。
(フロントロウ編集部)