MCU作品でブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でブラック・ウィドウが下した「あの決断」を振り返った。(フロントロウ編集部)

※この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます。

『エンドゲーム』で重大な決断を下したブラック・ウィドウ

 2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、2008年公開の映画『アイアンマン』から続いているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のシリーズの一つの節目となった重要作。

画像: 『エンドゲーム』で重大な決断を下したブラック・ウィドウ

 歴代興行収入の記録を更新するなど、世界中の多くのファンを惹きつけた同作では、印象的なシーンがいくつも描かれたけれど、そのなかでも特に印象的なシーンの1つとして、ブラック・ウィドウが「ある重大な決断」を下したシーンを挙げるファンも少なくないはず。

 ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフは同作で、最強の敵であるサノスを倒すために必要なソウル・ストーンをゲットするため、その交換条件として提示された「愛するものを失う」という条件を達成するために、ホークアイことクリント・バートンの目の前で崖から飛び降り、死亡した。

スカーレット・ヨハンソンがブラック・ウィドウの決断に言及

 ブラック・ウィドウが下した決断については、来たる新作映画『ブラック・ウィドウ』でその真相が明かされるとされているなか、2010年に公開された映画『アイアンマン2』からブラック・ウィドウを演じてきたスカーレット・ヨハンソンが今回この決断について言及した。

画像: スカーレット・ヨハンソンがブラック・ウィドウの決断に言及

 スカーレットは米Total Filmとのインタビューで、『アベンジャーズ/エンドゲーム』内でブラック・ウィドウが下した決断について訊かれると、「ナターシャのことは大好き」と前置きした上で、「彼女には10年におよぶ素晴らしい物語があって、私は彼女がようやく自発的な選択をすることができたと感じているの」と考えていると明かした。

 「彼女が最終的に犠牲になるというのは、すごく彼女らしいことのように思えた」とスカーレット。「ようやくそういう心境になれたんだと思う。ある意味では、変かもしれないけど、詩的な意味でそれが自分の運命だっていうことを分かっていたんじゃないかな」。

 スカーレットはブラック・ウィドウの決断について、「映画を見返してもらえれば、きっと気づいてもらえるはず。すべての映画が彼女の選択に繋がっていると思う。選択をできるようになったとも言えるし、それが選択肢になったとも言える」として、それまでの映画でブラック・ウィドウがどう描かれてきたかを見ればその理由が分かってもらえるはずだと語った。

『ブラック・ウィドウ』に再び延期の可能性

 そんなブラック・ウィドウの決断の真相が描かれるという映画『ブラック・ウィドウ』は、当初2020年5月1日の公開予定から新型コロナウイルスの影響で11月6日に日本での公開が延期されていたけれど、さらに公開が延期される可能性が報じられている。

 米Deadlineによれば、製作の米ディズニーが『ブラック・ウィドウ』の公開延期を検討しているとのこと。米ディズニーから具体的な日程は発表されていないものの、現時点でMCU映画『エターナルズ』の公開が予定されている2021年2月21日になるのではないかと報じられている。(フロントロウ編集部)

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