ヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズがコマーシャルで共演。ライアンがナレーションを務めたヒューのコーヒーブランドのCMがおもしろすぎる。(フロントロウ編集部)

仲良しヒューとライアンがCMで“共演”

 ともにマーベル俳優であるヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズが、作品内や公の場で度々お互いをいじり合ってきたことは、多くの方がご存知かもしれない。

 映画『X-MEN』シリーズでウルヴァリンを演じたヒューが先日、ライアンでは“ウルヴァリンの代役は務まらない”と明言するなど、今も頻繁にお互いへのジョークを言い合っている2人が今回、ついに“再共演”を果たした。

画像: 仲良しヒューとライアンがCMで“共演”

 とはいえ、2人が共演したのは映画ではなく、ヒューのコーヒーブランドである「Laughing Man Coffee」の新たなコマーシャル。面と向かい合っての共演ではなく、ヒューが出演するコマーシャルにライアンがナレーションで参加するという形で制作された。

コーヒーでご機嫌になるヒュー・ジャックマン

 コマーシャルは、ベッドで寝ていたヒューがアラームの音で目を覚ますシーンから始まる。「彼はヒュー・ジャックマン」とライアンがナレーションを始めた後で、目覚まし時計を放り投げるヒュー。

 「著名な人道主義者であり、親善大使で、永遠の楽観主義者。そして、『Laughing Man Coffee』の創業者だ」と、ヒューを紹介するライアンのナレーションが続くのだけれど、ライアンが紹介しているようなポジティブな内容とは裏腹に、ヒューは外で遊ぶ子供たちに怒鳴ったり、犬に悪態をついたりと、虫の居所が悪そうな様子が描かれていく。

 おもむろに「Laughing Man Coffee」のコーヒーメーカーでコーヒーを淹れ始めるヒュー。すると彼は、「このコーヒー会社は、ヒューへの利益の100%を、フェアトレードの農家たちをサポートするために寄付。そして、私たちが大好きなご存知ヒュー・ジャックマンが、100%の責任を持って格別なフレーバーを抽出している」というライアンのナレーションをバックに、コーヒーを飲みながら笑顔を取り戻していく。

 コマーシャルは、犬と遊び始める優しいヒューが戻ってきたところで、「そう、これこそが彼だ」というライアンのナレーションで締め括られる。

 「Laughing Man Coffee」のコマーシャルはこちら。

エミー賞にノミネートされているヒュー

 ヒューは米現地時間9月20日に行なわれる第72回エミー賞授賞式にて、2019年公開の映画『バッド・エデュケーション』で主演男優賞(リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門)にノミネートされている。

画像: エミー賞にノミネートされているヒュー

 ヒューはノミネーションが発表された際、ライアンの妻であるブレイク・ライブリーからはメッセージが届いたのに、ライアンからはメッセージを受け取っていないと不満を口にしていた。もし受賞することになれば、きっとライアンも何らかの形で反応を示すはずなので、それも授賞式の楽しみの一つになるかもしれない。とはいえライアンのことなので、ヒューが受賞を逃したら逃したで、その時にも何かしら言ってきそうだけれど。(フロントロウ編集部)

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