Disney+ (ディズニープラス)のオリジナル映画『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~(原題:SecretSociety of Second-Born Royals)』が日本で10月2日に配信決定!10代のプリンセスとプリンスを主人公にしたスーパーヒーロー映画の魅力を、キャストたちがフロントロウ編集部とのインタビューで明かした。

『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~』とは

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 ディズニープラスのオリジナル映画『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~』は、2番目に生まれた王族だけが持つ特殊な遺伝子のおかげでスーパーパワーを持つ次女・次男を主人公にしたスーパーヒーロー作品。彼らはその能力を活かして、世界平和を保つ秘密結社に属している。

 ただ、映画に登場する10代の主人公たちは、自分たちがスーパーパワーを持つことも、秘密結社が存在することもまだ知らない。そんな彼らは、“夏のあいだに全寮制学校に通う”という名目で一ヵ所に集められて、初めて自分たちの宿命を知り、世界を救うために自分たちのスーパーパワーに向き合う。

 アクションとユーモアたっぷりに、若者の心に響く大切なメッセージを伝える映画『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~』は、日本では10月2日からDisney+ (ディズニープラス)にて配信される。

キャストを紹介!将来有望な10代の俳優がずらり

 『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~』に登場する、6人の期待の若手たちを各キャラクターの能力と共にご紹介!本人たちがフロントロウ編集部とのインタビューに応え、映画やキャラクターの魅力を語ってくれた。

サム/ペイトン・エリザベス・リー

能力:超感覚力

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 イリリア王国の王位継承権2位のサムは、王族としての自分の立場に疑問を持つ10代のプリンセス。“プリンセスらしく”振る舞うことよりも、親友のマイクと路上で違法ライブを行なうことに夢中な彼女は、プリンセス、女性、さらにはアジア系のステレオタイプをことごとく壊す、自由な女性。

 そんな主人公サム役に抜擢されたのは、ディズニー・チャンネルの人気ドラマ『アンディ・マック』で知られる16歳のペイトン・エリザベス・リー。フロントロウ編集部の取材に応えたペイトンは、ステレオタイプを多く壊していることこそ、映画の大きな魅力だと話す。

「この映画が多くのステレオタイプを壊す作品であることこそ、私がこの役にひかれた大きな理由だった。それって私にとってとても大事なことだから。女性やアジア系アメリカ人のキャラクターに対する印象を変えるという点では、『アンディ・マック』も同じだった。社会やショービズ界にはステレオタイプや(このキャラはこうあるべきという)型がたくさん存在するから、サムを通してそれを壊せることにすごくワクワクしたの」

トゥーマ/ナイルズ・フィッチ

能力:マインドコントロール

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 イケメンでチャーミングなキャラクターのトゥーマは、学校の人気者。人の行動をコントロールできるという、一歩間違えば危険な能力を持ったとき、トゥーマはそれを世界のために使えるのか? そんなトゥーマは、“ディズニーの実写作品で初の黒人プリンス”となった重要な役。これについて19歳のナイルズ・フィッチは、大きな責任を背負う心構えはしっかりできているとフロントロウ編集部に明かす。

「キャスティングされた時は、自分が歴史を作ったことを知らなかったんだ。ことの重大さを知ったのは、撮影の約1年後。姉に起こされたらCNNがその話をしていて、ワオって思ったよ。そして、自分にとってのそんな存在は誰だろうと考えさせられたんだ。僕にとって黒人のスーパーヒーローを見たのは(『ブラックパンサー』の)チャドウィック・ボーズマンが初めてだった。すごくインパクトのあることだったね。だからこの役を得て、自分の発言やプラットフォームの使い方には違う姿勢で取り組もうと思わせられたよ。ひとりが入り口を作ったら、たくさんの人が通れるようになる。だから次の黒人のプリンスを見るのが待ち切れないよ」

ジャニアリー/イザベラ・ブレイク・トーマス

能力:能力吸収

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 グループNo.1の明るさを持つジャニアリーは、ポジティブ思考でフレンドリーな性格からか、サムとすぐに打ち解ける。他人の能力を吸収して一定期間だけ借りることができる能力は、様々なシーンでグループの役にたつ。ジャニアリーを演じたイギリス人俳優の18歳のイザベラ・ブレイク・トーマスは、多くの人が共感できるメッセージが豊富な点が映画の魅力だとフロントロウ編集部に語った。

「スーパーパワーを持つ王族という非現実的な内容に見えて、自分のアイデンティティに対する不安や、友達を作るということ、自分らしさとは何か、どうすれば自分の居場所を見つけられるかといった、誰がも感じる悩みや感情を経験しているからすごく共感できると思う。私自身、脚本を読んだ時、すベてのキャラクターに共感できるポイントを少なくともひとつは見つけることができた」

ロクサナ/オリビア・ディーブル

能力:透明化

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 ソーシャルメディアで1億フォロワー以上を持つインフルエンサー・プリンセスであるロクサナ。人に見られることが大好きな彼女の能力は、なんと、透明化! フロントロウ編集部の取材に応えたオーストラリア人俳優の18歳のオリビア・ディーブルは、なんとも皮肉なこの設定を歓迎しているという。

「内からも外からも自分を愛するというロクサナの旅に色味を足す素晴らしい設定だと思う。彼女はソーシャルメディアに没頭していて、存在感を示して、人生の一面を見せることに夢中でしょ。人に見てもらえないことや、それが与える強さ、自立した人になることを教えてくれる透明化能力は、彼女の幅を広げると思う。私はこの設定が大好き。個人的には、CGIについて学べる貴重な経験でもあったしね」

マイク/ノア・ロマックス

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 6人のメインキャストの中で唯一、ロイヤリティではなくて“一般人”であるマイク。サムの一番の親友としてバンド活動に夢中なのだけれど、サムが他のロイヤリティとの交流に忙しくなってなかなか会えなくなり、2人の友情に亀裂が入りはじめてしまう。男女のプラトニックな友情を描いた同作でのマイクの役割について、18歳のノア・ロマックスはフロントロウ編集部にこう語る。

「マイクはすごく忠実な友達。サムにとって頼れる存在なんだ。彼女が助けを必要とすれば、必ずそれに応える。サムは、次女としての宿命があったり、お姉さんが君主になろうとしていたり、王族としてストレスが多いけれど、マイクはそんな生活から良い意味で気を紛らわせる存在だと思うんだ」

マッテオ/ファリー・ラコトハバナ

能力:虫のコントロール

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 マッテオは、「いたの?」と言われてしまうような静かなタイプ。虫をコントロールできるという不思議な能力を持つのだけれど、このスーパーパワーと向き合うことで、マッテオは自信を持ちはじめる。ちなみにマッテオが本作でコントロールするのはハチ。なぜハチなのかという点を、17歳のファリー・ラコトハバナがフロントロウ編集部に説明してくれた。

「マッテオの一番の弱点は自信がないこと。とくに映画の最初では不安でいっぱいだ。人が自分のことをどう思うかを心配していた。うざいと思われないか?喋りすぎじゃないか?ってね。ハチってすごくうざいよね。ブンブンいって、いつも興奮状態。マッテオの自信のなさには、人がどう思うかという不安が根底にあったから、彼は地球上で最もうざい虫のひとつであるハチを使ったんだ」

 アクションあり、笑いあり、メッセージ性ありな、Disney+ (ディズニープラス)のオリジナル・ムービー『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~』は、ディズニープラスで配信中。(フロントロウ編集部)

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