古臭い“残念ポニーテール”になっていない?
ヘアゴム1つあれば、誰でも簡単にできる定番ヘアアレンジ「ポニーテール」。シーンや季節、年齢を問わず楽しめるシンプルなヘアアレンジだけれど、ただ髪をサッと結んだだけでは、古臭い印象を与えたり、老け見えにつながったりすることも…。
そんな残念ポニーテールをオシャレに見せるコツを海外のヘアスタイリストたちが紹介。今季ぜひ試してみたいトレンドのポニーテールアレンジをいますぐチェック。
ふんわり可愛い!80年代風ポニーテール
セレブ御用達ヘアスタイリストのヘスス・ゲレーロが今季オススメするのは、こなれ感たっぷりの前髪なしポニーテール。
このポニーテールの決め手は、なんといってもふんわり可愛いウェーブヘア。ソバージュのような80年代ウェーブヘアに仕上げるためにヘススが使っているのが、3連バレルのウェーブアイロン。髪を挟むだけでセレブのような美しいウェーブヘアを再現でき、ヘアアイロンが苦手な人にもオススメだという。
髪を十分にカールしたら、手ぐしでラフに髪をまとめる。ヘススは「ブラシやコームの代わりに手ぐしを使うとより抜け感のあるスタイルに仕上がる」と米Who What Wearで助言。さらに、トップの髪を指で少しゆるめると全体にボリューム感が出るそう。
ロマンチックな雰囲気のローポニーテール
同じくセレブヘアスタイリストのジェン・アトキンが今季オススメするのは、センター分け前髪が可愛いローポニーテール。
90年代に流行したセンター分け前髪を今っぽく見せるコツは、カールをあしらってフェミニンに仕上げること。ジェンは「(前髪の量は)少し重めでも可愛いけれど、少量の方がナチュラルなこなれ感を出せるよ」と米Glamourでアドバイス。
また、ローポニーは、きつめに結ぶと古臭い印象を与えるため、手ぐしでルーズにまとめるのが鉄則。髪をほぐす時は、ゴム部分を指で持ちながら、根本付近の髪を少量ずつ引き出すと、髪を崩さずにほぐすことができるそう。最後にスタイリング剤をつけて、束感を演出してみて。
レトロ感がたまらない外ハネポニーテール
もうひとつ、ジェンが今季オススメするのは、上品でクラシカルな雰囲気が大人気の外ハネポニーテール。
おでこをすっきりと出したオールバックの外ハネポニーテールも素敵だけれど、今季はフェミニンな斜め前髪と合わせるのがトレンド。
アレンジ方法も簡単で、まず前髪を残して、後ろ髪を高めの位置できつめに結ぶ。このとき、こまめにヘアスプレーをかけると全体が崩れにくくなるそう。次に、前髪と毛先を外ハネにカール。最後に、前髪を斜めに流して数カ所ヘアピンで留めたら完成!
ポニーテールは、ちょっとの工夫でグッとオシャレに仕上がるもの。プロのヘアアレンジ方法をマスターして、いつものポニーテールを格上げしてみて。(フロントロウ編集部)