イギリスのマクドナルドでは、毎回もらえて、多くの人がすぐに捨ててしまう“あれ”にクーポンが隠されていた。(フロントロウ編集部)

英マクドナルド、クーポンはどこに?

 クーポンやディスカウント、お得に生活するためのライフハックなどに関する情報をシェアするイギリスのFacebookグループExtreme Couponing and Bargainsに、多くの人が利用するハンバーガーチェーンのマクドナルドで使える情報が共有され、注目を集めた。

 マクドナルドのクーポンといえばアプリなどで手に入れる人が多いけれど、じつは、毎回絶対にもらう“あれ”にクーポンが隠れていた。それは、レシート。

画像: ⒸExtreme Couponing and Bargains UK group/Facebook

ⒸExtreme Couponing and Bargains UK group/Facebook

 1人のユーザーが投稿した写真のレシートには、「私たちがどうだったか教えてください」と大きく書かれているのが目立つけれど、その文字の下をよく読んでみると、「そして次回のために、ビッグマック&(ポテト)フライを1.99ポンドでゲットして」と書かれている。ユーザーは、こうコメントしている。

「マクドナルドのハック。レシートを捨てずに、ディスカウントに使って。私はいつもレシートを、次に使う時のために財布に入れてる。アンケートに答えるのは2分もかからないよ。ビッグマックとポテトのMで1.99ポンド。(イエス。バーガーはいくつかの種類から選べる)。私はたまにクォーターパウンダーに変える。レシートなしだと、ビッグマックとポテトで3.09ポンド+1.19ポンドで4.28ポンド。レシートありで、1.99ポンド。2.29ポンドのお得」

コロナ禍での営業を再開した英マクドナルド

 アメリカのファーストフードチェーンであるマクドナルドだけれど、もちろんイギリスでも人気。新型コロナウイルスの影響で、イギリスとアイルランドの全店舗を一時閉店した際には、その前日に各地でマクドナルドの“パニック買い”が発生したほど。ドライブスルーの利用によって、大渋滞が発生した地域もあった。

 また、その後にはフリマサイトでビッグマックやチキンナゲットが転売される事態に。さすがにこれらは、チャリティ目的だったり、品薄になっていたトイレットペーパーとの交換を求めるものだったりしたけれど、マクドナルドの人気の根強さが証明された。

 現在イギリスのマクドナルドは、テイクアウトやドライブスルーによって、その多くが営業を再開している。ふたたび味わえることになったマクドナルドを、クーポンを使ってより頻繁に食べる人も増えそう。

 ちなみに日本のマクドナルドでも、アプリでアンケートに答えればクーポンが貰える。また、レシートの後ろにクーポンが印刷されている時もある。すぐに捨ててしまったり、家計簿をつけるなどのために取っておいても金額だけにしか目がいかなかったりするけれど、捨てる前にさっと確認するといいことがあるかも。(フロントロウ編集部)

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