若い世代を中心に絶大な人気を誇るシンガーのビリー・アイリッシュが、これまで世に送り出してきた数々のヒット曲に対する両親のリアクションがどれもイマイチだったことを明かした。(フロントロウ編集部)

ビリー・アイリッシュが両親の塩対応を暴露

 “ティーンのカリスマ”として知られ、弱冠18歳にして、今年のグラミー賞で女性アーティストとして史上初めて主要4部門を制覇したビリー・アイリッシュが、最愛の兄で音楽活動をするうえで大切なパートナーでもあるフィニアス・オコネルと米NPRのインタビューに応じ、これまで世に送り出してきた数々のヒット曲に対する両親の“素っ気ない反応”について打ち明けた。

画像1: ビリー・アイリッシュが両親の塩対応を暴露

 ブレイクするきっかけとなった「Ocean Eyes(オーシャン・アイズ)」にはじまり、「bad guy(バッド・ガイ)」や「everything I wanted(エヴリシング・アイ・ウォンテッド)」、さらに今年11月に公開予定の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die(ノー・タイム・トゥ・ダイ)」など、すでにいくつかの代表曲があるビリー。

 独自の感性と世界観が光る楽曲で、多くのファンのハートをわしづかみにするビリーだが、これらのヒット曲に対する両親の第一印象はどれもイマイチだったそうで、フィニアスが「いつも反応が薄いよね。『いいね』って言うだけ」と明かすと、ビリーも「両親は私たちにつねに協力的で、これまでずっと支えてきてくれたから、両親の名前をクレジットに明記しなきゃって思ったの。そしたら例のごとく『あぁ、いいね』って、それだけだった」と同意。

画像2: ビリー・アイリッシュが両親の塩対応を暴露

 ただし、フィニアスいわく、両親が素っ気ない反応をするのは最初だけで、「小さい子供が初めて何か食べた時と一緒。最初は『よくわかんない』って反応をするけど、いつのまにかそれが世界で一番好きな食べ物になってる、みたいな。うちの両親はまさにそんな感じなんだ。『すごく良い曲ができたんだ!僕たちも超気に入ってる。ぜひ聞いてみてよ』って言って聞かせたら、『ふ〜ん』って感じで、『父さんや母さんにもこの曲を好きになって欲しい』って言っても、とってつけたように『すごくいいね』って言うだけだったのに、2週間後には…(大好きになってる)」と、時間が経つにつれて好きになっていくタイプなのだと説明。

 それに続くように、ビリーは「2人とも私たちが作ったものをけなしたことはただの一度もない」と補足すると、「ただ、あまりにも最初のリアクションが素っ気なさすぎて、フィニアスが傷ついているっていう話」と、兄をイジるようなコメントで笑いを誘った。(フロントロウ編集部)

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