マイケル・B・ジョーダンが“セクシーショット”を披露
伝説のボクシング映画『ロッキー』のスピンオフである『クリード』シリーズや、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)史上初となる黒人ヒーローが主人公の映画『ブラックパンサー』など、数々の話題作に出演する人気俳優のマイケル・B・ジョーダンが、ファンにとってはヨダレものの“セクシーショット”を自身のインスタグラムで公開して話題になっている。
ファンを悶絶させた究極の1枚がコチラ。
じつは、絶妙なアングルで撮影された上半身裸の写真にはあるヒミツが隠されている。写真のキャプションを見ればわかるが、そこには「Vote Early(期日前投票をしよう)」の文字が。
お気づきの通り、上の裸の写真は、今年11月に行われるアメリカ大統領選挙への投票をファンに促すためのいわば“撒き餌”。まんまと写真に釣られてクリックしてしまった人たちに、選挙の大切さや投票の重要性を訴えるために仕掛けられた罠だったのだ。
今年5月に発生した白人警官による黒人男性殺害事件がきっかけで活発化した、黒人に対する暴力や差別の撤廃を訴える抗議運動「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」にも参加するなど、社会問題への関心が深いことで知られるマイケル。
役者が自分の出演作に多様性を約束させることができるインクルージョン・ライダー(※)を、自身が運営する映画制作会社「Outlier Society」に取り入れるなど、口だけでなくちゃんと行動を起こすタイプだけに、今回の大統領選挙でも持ち前の行動力と影響力を生かした、自分にしかできない方法で投票を呼びかけた。
※俳優が映画への出演契約をする際に、その作品の共演キャストや制作スタッフの中に女性や有色人種を少なくとも半数は含めることを求める条項のこと。
ちなみに、マイケルの思惑通り、罠にかかってしまったファンからは「なんかこの手法が流行ってるみたいだけど…いいね!」、「まんまと引っかかっちゃったからちゃんと投票するね(笑)」など、絶賛するコメントが相次いでいる。
マイケルと同様の手法で多くのセレブが投票を呼びかける
マイケルと同様の手法で投票を促すセレブは多く、リアリティスター兼実業家のカイリー・ジェンナーは自宅のプールサイドで撮影した渾身の水着写真に、「もう有権者登録は済ませた?(もしまだやっていない人がいたら)私のプロフにあるリンクをクリックして。私と一緒に投票する計画を立てよう」というコメントを添えて自身のインスタグラムに投稿。
また、長年、マーベル作品でスーパーヒーローのキャプテン・アメリカを演じてきた俳優のクリス・エヴァンスは、局部露出写真が流出した騒動を利用して、ツイッターで「なんだかみんなの注目を集めてしまったみたいだね…。こうなったら11月3日に投票してくれ!」と呼びかけた。(フロントロウ編集部)