「ハイライトカラー」が海外で大ブーム
今年に入ってから、海外では90年代風の「ハイライトカラー」が大ブーム。オシャレなヘアスタイルで知られるモデルのベラ・ハディッドやリアリティスターのカイリー・ジェンナーをはじめ、多くの人気セレブが続々と取り入れている。
そんなセレブにも大人気のハイライトカラーだけれど、気になるのがブリーチ部分の「色落ち」や髪が伸びたときの「根元(プリン髪)」。トレンドの髪色を試してみたいけれど、こまめにメンテナンスをするのは少し面倒…と、なかなか一歩を踏み出せない人も多いのでは?
そこで、今回はトレンドのハイライトカラーをより長く楽しむためのコツを海外のへアスタリストたちが紹介。気になる人は、ハイライトを入れる前に要チェック。
悩み1.黄ばみ、色落ち
ハイライトを入れるときに、髪の悩みとして最も多い「黄ばみ」や「色落ち」。
とくに暗い髪色に起こりやすく、日を追うごとに色が抜けてガッカリすることも。そんなときは、青や紫をベースにしたシャンプーを使ってみるのがオススメ。
米Makeup.comのインタビューに答えた、セレブ御用達カラーリストのジョージ・パパニコラスによると、青紫は黄色の“補色”にあたるため、紫シャンプーを使うことで黄ばみが中和され、髪色をクールダウンさせることができるという。
ただし、紫シャンプーを使う場合は、必ず用法用量を守ること。ビヨンセを担当するカラーリストのリタ・ハザンは「(紫シャンプーは)使いすぎると髪色がくすんでしまうことがある」と英Daily Mailで忠告。とくに、影響を受けやすいハイトーンカラーの人は注意が必要だという。
ハイライトの持ち味を損なわないためにも、紫シャンプーは“2週間に1度だけ”使うことをリタは勧めている。
悩み2.伸びてきた根元
ハイライトカラーのもうひとつの悩みは、髪が伸びたときの「根元」。とくにハイライトは、太ければ太いほど根元の暗さが目立ってしまい、なんだかだらしない雰囲気に。
そんなハイライトカラーを長く楽しむコツは、ハイライトを毛先に集中させること。具体的には、根元を細く、毛先に向かってハイライトを太くさせるというもの。ジョージは「この手法なら(太めハイライト特有の)コントラストを楽しむことができ、なおかつ髪が伸びても目立ちにくいんだ」と説明する。
また、トレンドのヘアスタイルも気になるけれど、もう少しカジュアルに取り入れたいという人は、前髪やサイドの髪に集中させた顔まわりハイライトや、よりナチュラルな仕上がりのバレイヤージュから始めてみるのも良いとジョージは言う。
オシャレで髪の立体感がアップするトレンドの「ハイライトカラー」。ハイライトを入れようか迷ってる人はこれを機にチャレンジしてみては。(フロントロウ編集部)