『エミリー、パリへ行く』クリエイターが続編に言及
10月2日からNetflixで配信がスタートし、アメリカやカナダでは、配信開始初週にNetflixのドラマ部門の視聴回数ランキングで1位に輝き、日本でも10月第2週のドラマ部門の週間ランキングで1位となった(※)リリー・コリンズ主演のオリジナルシリーズ『エミリー、パリへ行く』。
※FlixPatrol調べ。
シーズン2の制作を望む声も多くあがっているなか、今回、本作のクリエイターを務めるダレン・スターが続編の可能性に言及した。
『エミリー、パリへ行く』は1990年代に一世を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』のクリエイターを務めたダレンが、『SATC』でスタイリストを務めたデザイナーのパトリシア・フィールドと再びタッグを組んだことでも話題になっている。
今回、米E!Newsのインタビューに応じたダレンは、シーズン2の可能性について「シーズン2についてはまだ分かりませんが、エミリーは驚くべきタフな選択を迫られてきたと思っています」と回答。「このショーは、環境や、物事の捕らえられ方についてのエミリーの期待をいかに文化が裏切るかについてを描いています」と、シリーズの核となる部分に言及した上で、続編の可能性について次のように匂わせ発言。
「そして、すべてが思っている通りにはなりません。エミリーは常にアメリカ人としての世の中の見方に試練を与えられているのです。もちろん、この先にもたくさんの人たちがいますし、行くべき場所はたくさんあります」
リリー・コリンズらも続編に言及
フランスのマーケティング会社にアメリカ人の視点を持ち込む任務を課せられる主人公エミリーを演じたリリー・コリンズも先日、米Harper's BAZAARとのインタビューで続編の可能性に言及している。
リリーは、「(シーズン1は)たくさんの試練があったと思う」と前置きした上で、「エミリーはこの経験を通じて何度も方向転換をし続けてきたから、これからは前に進んで、次に行く準備ができていると思う」と語り、エミリーの今後を匂わせた。
同じインタビューのなかで、リリーはパリという新しい環境で果敢に挑戦するエミリーの性格についても言及しており、「エミリーのオープンな視点で新しいシチュエーションに飛び込んでいくところが好きなの」とエミリーを称賛。
「環境を批判するわけでも、自分自身を批判するわけでもないでしょ。だけど、すごくタフなことだよね。(はじめは)誰も知らないわけだから。友達を作って、新しい経験をしようとするわけだけど、それって複雑なことだと思う。エミリーの状況は羨ましいとも思わない」とリリーは続けて語り、エミリーに尊敬の念を抱いている心境を明かした。
一方、本作でリリー演じるエミリーと“胸キュンな関係”になるフランス人シェフ、ガブリエルを演じた俳優のリュカ・ブラボーは、続編についてのより具体的な可能性に言及している。
「何事もエミリーの見方の通りには進んでいないし、人生に対する彼女の考え方が事あるごとに試されていると思う。シーズン2もあるんだ」と、リュカは米TVLineとのインタビューで明言した。
現時点でシーズン2についての具体的な発表はないものの、いずれにせよ、続編が制作される可能性は高そう。首を長くして待っていよう。(フロントロウ編集部)