来たる米現地時間11月3日に控えた大統領選に向けて、選挙についての「間違った情報」を拡散する広告を取り下げてくれるよう、セレーナ・ゴメスがグーグルのCEOに直接メッセージを送った。(フロントロウ編集部)

セレーナ・ゴメスがグーグルCEOに直談判

 米現地時間11月3日に大統領選の投開票日を控え、アメリカでは日に日に緊張感が増しているなか、セレーナ・ゴメスがグーグルのCEOであるサンダー・ピチャイ氏に対してダイレクトメッセージを送り、あるお願いを申し入れた。

画像: セレーナ・ゴメスがグーグルCEOに直談判

 セレーナはインスタグラムのストーリーに、ピチャイ氏に送ったダイレクトメッセージのスクリーンショットを投稿。ピチャイ氏とグーグルのアカウントをタグづけした上で、「こんにちは、サンダー。あなたと会ったことはありませんが、グーグルが選挙についての間違った情報を拡散する広告で何百万ドルも稼いでいることを知りました」とセレーナはピチャイ氏に宛てて綴っている。

 「あなたもこの事実に今気づいたのであろうことを願っています。すぐに閉鎖してください。私たちの国が懸かっています」と続けて記し、既に期日前投票も行なわれているなかで「間違った情報」を拡散する広告の配信をすぐにストップするよう呼びかけた。

 セレーナは具体的な広告の例を示していないものの、米The Washington Postによれば、グーグルは今年8月、郵便投票の安全性に疑問を投げかける非営利団体の広告を承認していたという。新型コロナウイルスの感染拡大により、人が大勢集まる投票所に行かずに済むように郵便での投票も積極的に呼びかけられているなかで、大統領選で再選を狙っている共和党候補のドナルド・トランプ米大統領は、自身にとって不利になる可能性のある郵便投票による投票数を減らして民主党への投票を妨害するため、郵便投票では不正が行なわれる可能性があるとし、度々その信頼性に疑問の声を投げかけてきたことで知られている。

今年の大統領選で初めて投票したセレーナ

 先日、セレーナは「投票用紙の記入を終えたところ!」というコメントとともに自身のインスタグラムで事前投票に行ったことを報告していたのだけれど、後日、YouTubeで配信されている選挙特番『Voting Power Hour(原題)』で今回の投票が自身にとって「初めての投票」だったことを告白した。

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Just finished filling out my ballot!

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 セレーナは選挙に投票したことで初めて“一票の重さ”がわかるようになったとして、「今は『自分が投じた一票に意味がある』と心から言える。『一体これのどこに意味があるんだ?』って思ってる人もいるかもしれないけど、ほんの些細なことでも違いを生むことができる。一度、真剣に向き合って、思い切って飛び込んでみたら、もうそのことしか考えられなくなっちゃった」と語り、投票することの重要性を視聴者に投げかけた。(フロントロウ編集部)

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