『ゴシップガール』リブート版の撮影風景が激写!
ニューヨーク・マンハッタンの富裕層エリア、アッパー・イースト・サイドに暮らすセレブ高校生たちの、過激でゴージャスでファッショナブルなリアルライフを描いたドラマ『ゴシップガール』。
全米で2007年から2012年まで放送された同作は、昨今、ストリーミングサービスで全編が視聴できるようになったこともあり、昔からのファンにくわえて、若い世代の新規ファンも増えている。
そんな『ゴシップガール』のリブート版が制作されるという報せが飛び込んできたのは、2019年7月のこと。
それから1年と少しが経ち、新型コロナウイルスの影響により撮影や配信時期に遅延が生じながらも、ついにスピンオフとなる同作の撮影が本格始動した。
フロントロウは、リブート版初の撮影風景を収めたパパラッチ写真を入手。そこには、メインキャストであるイーライ・ブラウンとホイットニー・ピークが、なにやら“恋の予感”を感じさせる意味深なシーンを撮影する様子が収められている。
正確なロケ地は明かされていないものの、クイーンズにあるホテルもしくはレストランとみられる建物から出てきたイーライとホイットニーは、軒先で雨宿り。
少し寒そうに肩をすくめるホイットニーに、イーライが自分が着ていたジャケットを脱ぎ、肩にかけてあげるという、恋愛モノの“ド定番”な場面も目撃された。
イーライ演じる青年は、やはり「優男」
オリジナル版の終幕から8年後が舞台となり、より多様性に富んだキャラクターやSNSの普及なども盛り込んだストーリーになるという『ゴシップガール』リブート版。
出演キャストは続々発表されているが、正式タイトルもまだ明かされておらず、その全貌はまだまだ謎のベールに包まれている部分が多く、真っ先にキャスティングが発表されたエミリー・アリン・リンドが演じる主人公オードリー以外は、誰がどんな役を演じるかは公表されていない。
イーライとホイットニーが演じるキャラクターも、役名やバックグラウンドなどは現時点では伏せられたまま。でも、今回目撃された撮影シーンの雰囲気からみるに、イーライ演じる青年は、以前イーライがチラっと明かしていた通り、親切な“優男”で、ホイットニーが演じるキャラクターとは、恋愛対象もしくは友人として距離を縮めていく展開になりそう。
オリジナル版を手がけたジョシュ・シュワルツが、引き続き、制作総指揮と脚本を務めるリブート版には、正体不明の“ゴシップガール”のアイコニックな声を担当したドラマ『ヴェロニカ・マーズ』のクリスティン・ベルがカムバック。
メインキャストには、イーライ、ホイットニー、エミリーのほかにも、ブロードウェイでの活躍が注目され、ミュージカル『スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク』などに出演した、ドラマ初出演となるジェイソン・ゴテイ、ドラマ版『リーサル・ウェポン』でスコセッシを演じたジョナサン・フェルナンデスらが抜擢された。
さらに、ファッションブロガーからライター兼俳優に転身したタヴィ・ゲヴィンソン、映画『ディセンダント』シリーズのトーマス・ドハティ、ブロードウェイで活躍するアダム・チャンラー=ベラット、Netflixのドラマ『コントロールZ』に出演するザイオン・モレノ、カナダ出身のシンガー兼俳優のジョーダン・アレクサンダー、モデル、写真家、スケートボーダーなどマルチに活躍するエヴァン・モック、新人のサバンナ・スミスといった多彩なキャストが名を連ねる。
イーライとホイットニーの撮影風景が目撃される数日前には、キャストたちが楽屋トレーラーでのオフショットを次々に公開して、いよいよ撮影が始まったことを暗に報告していた。
米Varietyによると、『ゴシップガール』リブート版は、ニューヨークだけでなく、ロサンゼルスやカナダ・バンクーバーでも一部撮影が行なわれるそう。今後、撮影風景が目撃される機会が増えそうなので、気になる人はチェックを。
同作は、米HBOのストリーミングサービス、HBO MAXで2021年内に計10話のエピソードが配信される予定。(フロントロウ編集部)