アシュレイ・ティデイルが鬱病になっていたことを告白
ディズニー・チャンネル映画『ハイスクール・ミュージカル』のシャーペイ役で知られる俳優のアシュレイ・ティスデイル(35)が、過去に鬱病になっていたことを告白した。
アシュレイはポッドキャスト『Looking Up』に出演して、“最後に涙を流したのはいつか”という質問に答えており、「何ヶ月か前ね」と回想。2019年6月に亡くした、飼い犬のマウイのことで涙を流したとして、次のように続けた。「頻繁には泣かないの。泣き始めるとしばらく泣いてしまうから。悲しいことがないと、私は泣かないの。そういう感傷には浸らない」。
マウイは、2008年から飼い始めたマルチーズとプードルを掛け合わせた小型犬で、アシュレイと、夫でミュージシャンのクリストファー・フレンチは昨年、亡くなったマウイを偲んでタトゥーを入れたことも報告していた。
今でもマウイが亡くなったことを思い出して憂鬱になるのだといい、不安な気持ちから朝起きて涙を流すこともあると打ち明けながらも、どうにか前向きになろうとしているとして、「そうしたことをネガティブに捉えるのではなく、楽観的に捉えるようにしている」とアシュレイ。「私の物語の一部だから。私の物語の美しい部分だと思うの」と続けて語り、不安な感情に向き合うことも人生で必要なことの一つとして捉えているとした。
また、コスメブランド「イルミネイト・コスメティクス」のCEOであるアシュレイは、その業務の「ストレス」にも悩まされているとして、不安な気持ちから「衰弱してしまうほど」深刻な状況に陥っていたことも告白した。
「何かを変えないといけない、と考えるような状況にまで陥ったの。こういう人生じゃダメだって」と打ち明けた上で、憂鬱や不安な気持ちに対処するために、それらについての書籍を読み始めたとアシュレイ。「『鬱』という言葉が持つ(ネガティブな)力を取り除く必要があるの」と、その対処法について語った。
一方、アシュレイは今年9月、夫のクリストファー・フレンチ(38)との間に第1子を妊娠したことを公表。妊娠が分かる前から、子供ができることで人生や日常生活が一変することを理解していたとして、まずは、前もって自分のメンタルヘルスの状態をきちんと整えることから妊娠の準備を始めていたことを告白していた。(フロントロウ編集部)