映画『ブラック・ウィドウ』に主演する俳優のスカーレット・ヨハンソンの6歳の娘は、自分の母親が演じているブラック・ウィドウのようなスーパーヒーローに憧れているのだそう。(フロントロウ編集部)

スカーレット・ヨハンソンの娘はブラック・ウィドウが憧れ

 2010年に公開された映画『アイアンマン2』から一連のMCU作品でブラック・ウィドウを演じ、2021年4月29日(木・祝)に日本で全米に先駆けて主演映画『ブラック・ウィドウ』が公開されるスカーレット・ヨハンソン

画像: スカーレット・ヨハンソンの娘はブラック・ウィドウが憧れ

 スカーレットは以前、『ブラック・ウィドウ』について「#TimesUpや#MeTooのムーブメントに関して今起きていることを反映したものになっている」と英Empireに語っていたけれど、どうやら彼女の6歳の娘であるローズは、早くもそうしたウーマンパワーにフィーチャーした作品の恩恵を受けているよう。

 豪Marie Claireの取材に応じたスカーレットは、自身の幼少期には「女性のスーパーヒーローはいませんでした」と前置きした上で、「スーパーヒーローというジャンルは、この10年で完全に開けたものになったと思います」と推測。

 「子供たちが、自分たちの想像以上にロールモデルたちにエンパワーされ、インスピレーションを受けているのを見るのはとても嬉しいことです。キャラクターたちは障壁を押し拡げ、私が子供だった頃には不可能に思えたことを、そうではないと思わせてくれるのです」とスカーレットは続け、ここ何年かで、映画作品の中で女性のロールモデルを観ることのできる機会が増加したと語った。

 MCU作品としては、女性監督のアンナ・ボーデンが共同監督を務めたブリー・ラーソン主演の映画『キャプテン・マーベル』が2019年に公開されるなど、スーパーヒーローが描かれることが多くなってきているけれど、スカーレットは子供たちが憧れられる女性のヒーローが増えてきている流れについて、「進歩的で、楽しいと思います」とコメント。

 「私の娘はまだとても幼いので、断片的に理解しているという感じですが、子供が大人になるにつれてさらに影響を与えていくはずです」と、スカーレットは元夫であるフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックとの長女ローズに言及しながら、次のように続けた。

「もし娘に、ブラック・ウィドウとキャプテン・アメリカが闘ったらどちらが勝つと思うかと訊けば、娘はきっとブラック・ウィドウと答えるでしょう。最高ですよね。彼女はすごく気に入っているの!」

 スカーレットは以前、英Empireとのインタビューで、『ブラック・ウィドウ』の監督を務めた女性監督のケイト・ショートランドについて、「他の女性を助ける女性についての映画を作ることを重要視していた。厳しい状況にいる女性を(女性が)助け出すような映画をね」と語っていた。(フロントロウ編集部)

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