クリス・ヘムズワース、『マイティ・ソー』最新作の役作りでさらにマッチョに
まもなくオーストラリアで開始される、MCU(※)映画『マイティ―・ソー』シリーズの第4作目『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』の撮影に向けて、出演者たちが続々と現地入りし、役作りに励むなか、前作から引き続き主人公の雷神ソーを演じるクリス・ヘムズワースも、人一倍トレーニングに精を出しているよう。
※マーベル・シネマティック・ユニバースの略
クリス演じるソーと言えば、鍛え抜かれた彫刻のようなマッチョボディで知られるが、新作には、さらに磨きをかけた姿で臨むらしく、クリスは、巨大なタイヤ型のウェイト(重り)を全力で押すトレーニング中の1枚をインスタグラムで公開。
「今日はチートデイ(※)。特大のドーナツをいただくことにしたよ。あぁ、めちゃくちゃ重い」とウェイトをドーナツに見立てたジョークで笑いを誘った。
※肉体改造期間中やダイエット中に、その日だけは好きなものを食べたり飲んだりしていいという、節制を“ズル休み”をしてもいい日のこと
あのマーベル仲間が「もうやめて」
血管がビシビシと浮き出た腕やモリモリと隆起した胸筋など、一体どうやったら、ここまで鍛え上げられるのかと目を丸くしてしまうようなクリスの最新の姿には、多くのフォロワーたちが圧倒。
そして、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』でクリスと共演する、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットもユーモア溢れるコメントで反応した。
「やあ、相棒。僕のトレーナーからの伝言なんだけど、君はもう筋トレをやめたほうがいいってさ。だって、僕たちは同じ映画に出るわけだし、君がそんな姿だったら、僕は隣に立って欲しくないってトレーナーが言うんだ。というわけで、いますぐ25ポンド(約11キロ)くらい太ってくれるかな。よろしく」
これ以上クリス(・ヘムズワース)の体がムキムキになったら、同じ画面に映る自分の立場が無いと、トレーナーの発言という“設定”で懇願したクリス(・プラット)の発言は、ドーナツをからめた最初のダジャレよりも笑いを誘い、9万件以上の「いいね」がついた。
1本取られてしまったクリス(・ヘムズワース)は、「大丈夫さ、友よ。僕ら2人とも、あのオシャレなフィルターを使えばいいじゃないか。“インスタシュレッド”っていうフィルターをさ」と返信。一瞬にして「shred(キレキレに絞られたボディ)」になる架空のフィルター、“インスタシュレッド(InstaShred)”を使って映像を加工すれば問題はないと、またもやジョークで応戦した。
ムジョルニアは使えないのに?
2017年に公開された『マイティ・ソー バトルロイヤル』に続き、タイカ・ワイティティ監督が再びメガホンを取る『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズとのクロスオーバーが起こることが明かされており、スターロード役のクリス(・プラット)のほかにも、グルートの声を担当するヴィン・ディーゼルが出演すると米Hollywood Reporterなどが報じている。
さらに、同作には、ナタリー・ポートマンがジェーン・フォスター/女性版のマイティ・ソー役でカムバック。
ナタリー演じるジェーンは、ふさわしい者でないと持ちあげることができないハンマー“ムジョルニア”を持ちあげられなくなってしまったクリス演じる男性版ソーに代わってムジョルニアの使い手となるというが、ムジョルニアは持ちあげられなくとも、クリス演じる男性版ソーは、これまで以上にマッチョでなくてはならないらしい。
“お父さんジョーク”好きなクリス
クリス(・プラット)は、以前からお調子者キャラとして人気が高いけれど、じつは、クリス(・ヘムズワース)もかなりのジョーク好き。
とくに、巷のお父さんが言いがちな、ツボがちょっと古めな可愛らしい冗談を飛ばすことが多く、インスタグラムでも、息子たちや弟で同じく俳優のリアム・ヘムズワースと一緒に撮影したネタ動画をよく公開している。
(フロントロウ編集部)