大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』
ジョージ・R・R・マーティンの大ベストセラー小説『氷と炎の歌』シリーズを映像化した『ゲーム・オブ・スローンズ』は、架空の大陸ウェスタロスを舞台に、王座をめぐる陰謀と策略が渦巻く権力争いを描くファンタジー巨編。
2011年にアメリカの放送局HBOでドラマ化されると、たちまち世界中で人気爆発し、エミー賞などで数々の賞を受賞した。
ジェイソン・モモアはそんな本作のシーズン1にドスラク族の長カール・ドロゴとして登場した俳優。『ゲーム・オブ・スローンズ』出演後はDC映画『アクアマン』で主人公のアクアマンを演じ、世界的に知られるようになった。
ジェイソン演じた、カール・ドロゴは、エミリア・クラーク演じるデナーリス・ターガリエが“ドラゴンの母”として覚醒するきっかけとなった重要なキャラクターで、野獣み溢れる体格が特徴。遊牧民の部族を支配する、巨体のリーダーだった。
ジェイソンはそんなカール・ドロゴを演じるため、体づくりの一環としてあることをしていたという。
『ゲーム・オブ・スローンズ』出演のためにジェイソン・モモアがしたことは?
カール・ドロゴの肉体を手に入れるためにジェイソンがまずしたのは、体作り。たくましい部族の族長ともなると、かなり大きな体格が求められる。
米Men’s Healthでのインタビューによると、その体のほとんどはピザで作られているとジェイソンは明かした。ジェイソンはドラマ撮影中、体重を維持するためにピザやステーキなど、目に見えるすべてのものを食べたと語っている。彼は、大量の炭水化物とタンパク質を食べ、たくさん筋トレをして、カール・ドロゴの肉体を手に入れたそう。
また、立派な肉体で知られるジェイソンは、「遺伝的に割れた腹筋を持っている人もいるようだけれど、僕は持っていない。もともと6パックを持っていないっていうのは、永遠に僕の課題だった。いつもしっかりした4パック、もしくは2パックがあるけれど、それも一生懸命ダイエットをしたから」と、自身の肉体が努力の結果出来上がっていることも明かした。
そんなジェイソンは、今や大人気の俳優だけれど、『ゲーム・オブ・スローンズ』撮影の頃はまだ無名だったためギャラが少なく、出演後は借金をして食いつなぐ極貧生活をしていたという。今ではスケジュールぎっしりの売れっ子になり、今度は大作映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の出演などが決定している。(フロントロウ編集部)