マーベル・スタジオが、今年8月に逝去した映画『ブラックパンサー』の主演俳優チャドウィック・ボーズマンの誕生日に、米ディズニープラスで配信されている同映画の冒頭で流れるイントロをチャドウィック仕様に変更。(フロントロウ編集部)

新イントロで故チャドウィック・ボーズマンを追悼

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『ブラックパンサー』で、主人公のブラックパンサー/ティ・チャラを演じた俳優のチャドウィック・ボーズマン(享年43歳)の誕生日である現地時間11月29日、ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」で配信されている『ブラックパンサー』の冒頭で流れるマーベル・スタジオのイントロがチャドウィック仕様にアップデートされた。

 今年8月、大腸がんとの約4年間にわたる闘病の末にこの世を去ったチャドウィックに哀悼の意を込めて制作されたこちらのイントロには、『ブラックパンサー』に加え、映画『アベンジャーズ』シリーズや、チャドウィック扮するブラックパンサーが単独映画に先駆けてMCU初登場を果たした映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の本編映像及び舞台裏映像が使用されている。

 マーベル映画史上初の黒人ヒーローを主人公に据えた『ブラックパンサー』は、キャストや製作陣に黒人を多く起用したことやアフリカ文化にフォーカスした内容で、とくに黒人コミュニティから高い評価を得た。すでに続編の制作も決まっており、チャドウィックは亡くなるおよそ1週間前まで、続編の撮影に参加できると信じていたと言われている。

画像: 新イントロで故チャドウィック・ボーズマンを追悼

 ちなみに、2022年5月公開予定の映画『ブラックパンサー2(仮)』は、2021年7月より撮影がスタートするそうで、すでにシュリ役のレティーシャ・ライトやナキア役のルピタ・ニョンゴ、ラモンダ役のアンジェラ・バセット、エムバク役のウィンストン・デュークの続投が決まっているほか、Netflixのオリジナルドラマ『ナルコス:メキシコ編』などの出演作で知られるメキシコ出身の俳優テノッリ・ウエルタが、新たな敵役としてキャストに加わることがウワサされている

 また、主役不在の続編では、レティーシャ演じるティ・チャラの妹シュリが重要な役割を担う可能性が高いと言われているが、現時点ではデジタル技術を使ってチャドウィックを復活させることは“絶対にない”ということ以外、何も明らかにされていない。(フロントロウ編集部)

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