『GoT』のスピンオフ、キャスティング着々
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』より300年ほど前が舞台で、ターガリエン家の栄光の時代を描く前日譚『House of the Dragon(ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)』の制作が着々と進んでいる。
これまで、パディ・コンシダインが王ヴィセーリス1世・ターガリエン役となり、新たな“ドラゴン”の姿もお披露目されていたけれど、その他の情報は発表されていなかった。しかし先日、新たに3名のメインキャストが決定。
1人目は、映画『レディ・プレイヤー1』のサマンサ・クック/アルテミスで知られるオリヴィア・クック。王の手の娘であり、七王国のなかで最も美しいというアリセント・ハイタワー役で、気品があり、政治に対する洞察力を持つ。
2人目は、ドラマ『ドクター・フー』の11代目ドクター役であり、『ザ・クラウン』では英国王室のフィリップ殿下を演じているマット・スミス。役どころは、ヴィセーリス王の弟であるデーモン・ターガリエン王子で、ドラゴンの乗り手だという。
そして3人目は、ドラマ『トゥルース・シーカーズ -俺たち、パラノーマル解決隊-』のエマ・ダーシー。王の第1子であるレーニラ・ターガリエン王女役で、ヴァリリア人の純血。彼女もまたドラゴンの乗り手であり、男に生まれなかった以外は全てを持っていると言われている。
『House of the Dragon』はジョージ・R・R・マーティンによる『Fire& Blood(原題)』を原作とし、2021年にプロダクション開始予定。そして2022年に、HBOにて放送開始予定。
ちなみに、マットは2019年9月に、『ゲーム・オブ・スローンズ』でドラゴンの母デナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークと2人でディナーに出かけるところが目撃されていた。(フロントロウ編集部)