黒髪に近いダークブルーが大注目
新型コロナウイルスの影響により、メンテナンスしやすいナチュラルなヘアカラーが人気を集めるなか、いま海外で話題となっているのが「ダークブルーヘア」。
オシャレに敏感なセレブの間ではすでに数年前から注目されており、人気セレブのカイリー・ジェンナーやシンガーのビリー・アイリッシュなどがいち早く取り入れたことでも知られる。
そんなダークブルーヘアの最大の魅力は、ズバリ「透明感」。ヘアカラーの悩みでよくある“赤み”を打ち消してくれるため、日本人の地毛にも多い「黒髪」でもあか抜けた印象に仕上げてくれる。さらに、光に当たったときに透けて見えるブルーの色味が可愛すぎると、海外のオシャレ好きの間で人気が高まっている。
ハイライトやバレイヤージュでも可愛い!
注目のダークブルーは、髪全体を染めるフルカラー以外にも、髪の内側だけを部分的に染める「インナーカラー」や、髪の表面をサッとカラーリングする「バレイヤージュ」としてもオススメ。
ニューヨークを拠点に活躍するヘアスタイリストのリサ・マーシャルによると、とくに髪色を変えたいけれど、もっと自然な仕上がりにしたいという人たちの間で人気が高く、今季に入ってから取り入れる人が増えたと米Byrdieで明かしている。
ダークブルーヘアに染めるときの注意点
セレブ御用達カラーリストのオーラ・フリードマンによると、ヘアサロンなどでダークブルーヘアをオーダーするときに気をつけたいのは、ブルーの色味。オーラいわく、“ダークブルー”とひとことに言っても色味はさまざま。そのため、必ずなりたいイメージを「写真」などで共有して、正確に色味を伝えることが大切だと米Refinery29でアドバイス。
また、オーラは「希望のブルーカラーを実現できるかどうかは、あらかじめ染めておいた髪色や地毛の色にかかっている」 と説明。「たとえば、地毛(もしくは染めた髪)が、ミディアムからダークブラウンの場合は、暗めのネイビーから始めるのがオススメ」と助言。
一方で、ブルーをよりキレイに発色させたい場合は「あらかじめブリーチ剤などで髪色を明るくしてからダークブルーを入れたほうが発色は良い」とも話している。
自宅で簡単!セルフカラーのコツ
しかし、なかには忙しくてヘアサロンに行く時間がないという人もいるはず。そんなときは、市販のヘアカラー剤で髪を染めるのもアリ。オーラは「プロとしては、自分で髪を染めることがあまりオススメできないけれど、ヘアサロンに行かなくてもダークブルーになれる市販のセルフカラー剤はたくさんあるよ」とコメント。
ちなみに、オーラのオススメは、日本でも人気の高い米ヘアカラーブランド「マニックパニック(Manic Panic)」。キレイに仕上げるコツとして、オーラは「マニックパニックの“ショッキングブルー” と “アフターミッドナイトブルー”の2色を混ぜて染めてみて。キレイな色になるから」ともアドバイス。
黒髪に透明感を与えてくれる海外で話題のダークブルーヘア。いつものヘアカラーにマンネリ気味という人は、これを機にブルーヘアにチャレンジしてみるのも良いかも。(フロントロウ編集部)